19-side Ryota- ページ20
全員が揃って食事が始まれば、人数の多さも相まってか大盛り上がりだ。
照とふっかの妹達、目黒の弟もすっかり場に馴染んで楽しそう。
右隣に座るAちゃんは、康二や佐久間のテンションで笑顔になっていて、
笑った顔も可愛いけれど、ちょっと複雑。
お酒も入って話が弾んでいる中、彼女の斜め前に座る阿部が切り出した。
阿「Aちゃん、舘さんとは最近もよく会うの？」
A「え？」
阿「翔太じゃなくて舘さんが迎えに行ったから、ずっと仲良いのかな〜って思って。」
A「えっと、私が中学に上がった頃からは会ってなかったんですけど、
最近涼太くんが実家に遊びに来て久しぶりに・・・」
ラ「下の名前で呼んでる！」
目「そりゃ幼馴染なんだから呼ぶでしょ。」
深「へ〜、翔太が迎えに行かせたからてっきりずっと会ってたのかと思った。」
俺が迎えんに行ったことがよっぽど気になるのか、みんな質問攻めだ。
彼女は少し照れながらも答えている。
渡「会ってなかったけど、こいつずっと涼太推しだからね。強火宮舘担。」
A「ちょ、翔太！！」
佐「ちょっとちょっと〜！何それ興味深いじゃ〜ん！！！！」
向「え、待ってそれやばない？」
照「Jrのときからずっと舘さんのこと推してたってこと？」
顔を真っ赤にした彼女は少しの沈黙の後小さく頷くと、
翔太のバカと呟いて、翔太の肩に顔を埋めてしまう。
目「何めっちゃ可愛いじゃん。」
向「可愛いわ〜！」
ラ「思った！こんな可愛い子がずっと自分のファンとかやばい！」
涼「・・・昔から可愛いよ。というか、みんなAちゃんのこと見過ぎ。」
嫉妬心がむくむくと大きくなって思わずメンバー相手に牽制すると、
みんな驚いた顔でこちらを見る。
阿「・・・舘さんてこういうキャラだっけ。」
深「牽制了解でーす。」
照「そんなん言われたら誰も何もできねえよ。」
渡「重い、くっつくなら涼太にくっつけ。」
翔太がAちゃんを引き剥がして俺の方に押すから、思わず抱き留めた。
すると、耳まで真っ赤になって俯くから、余計にたまらなくなる。
ラ「Aちゃんって、舘さんのこと大好きなんだね！」
最年少の無邪気さが怖い。
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ぺぺ - とても素敵なお話で一気読みしちゃいました…!次回作楽しみにしてます! (2020年12月31日 1時) (
レス) id: 4214485061 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです亮平君と翔太君と涼太君寄りのオール担当です最高です完結おめでとうです (2020年12月26日 16時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくらさん。 | 作成日時：2020年11月30日 1時
