花宮さん、気づいて！【ヒロアカ】 (ページ5)

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花宮さんの虜がごにん。ページ5

結論から言いますと、合格でした。

嬉々として家族、親族の方々に伝えたのですがさして驚いた様子もなく

寧ろ当然かのように頭を撫でられました。

そんなこんなで今日は入学式。

パリッと硬い新品のブレザーに袖を通す。

私は幼小中と、一環の学園に通っていまして制服はワンピースの形でしたからいつもより少し短いスカートに緊張します。

私お付の執事、雅也さんが身支度をしてくれる。

本来ならメイドの仕事でしょうが、お母様に頼んでお付は1人にしてもらっているのです。

雅也さんはなんでも出来る頼れるお兄さんのような感じです。

今日は特別に、軽く髪を巻いてハーフアップ。ハーフアップした先の髪は三つ編みにして貰いました。

雅也さんの個性は磁石。その個性を利用して、雅也さんと私に対になる磁石のアクセサリーを作って常にみにつけているのです。

私がピンチに陥った時、ボタンを押せば磁力が発動して雅也さんが飛んでくるという仕組みです。

さて、準備は整いました。

雅也さんは部屋の扉を開けてくれている。

私は1歩、踏み出した。