【ヒロアカ】A組のイケメンはいつも気だるげ【男主】 (ページ13)

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気まぐれ番外編③side上鳴ページ13

その後も俺は悶々としたまま時を過ごした。

あかるくんはぱぱと呼ぶし
Aはぱぱに反応するし

そういうことなんだよな…？

『…いっぱい遊んだね〜そろそろまま探そっかあーくん。』

まま

そうだ、子どもがいるってことはままが居るってこと！！

誰なんだ？！Aの恋人！！

耀「やぁだぁ！！！
まだぱぱとあそぶのぉ！！！」

ヤダヤダと駄々っ子になるあかりくん。

すると前方からあかりくんの名前を呼ぶ女の人が見えてきた。

お母さんは、年齢にあった綺麗さというか…とにかく綺麗だった。

ただ、ちゃんと20代後半に見えたしこの人がAの彼女…？こいつ年上好きだったのか…

だから普段学校のやつとか、逆ナンしてくる若いねーちゃんとかにも興味なかったのか

なんだか腑に落ちた気がする。

「もうっ！耀、迷惑かけちゃダメって言ったでしょ？！ごめんなさいっ！」

女の人、あかるくんのお母さんは俺とAに頭を下げた………ん？？？

おかしいぞ

旦那に敬語で頭下げるか？

『いえいえ〜僕も楽しかったです〜ね、電気』

俺は適当に返事を返した。

どういうことなんだ…？

それから、俺らは泣き喚くあかりくんとお母さんと別れて帰路についた。

上鳴「な、なぁ。さっきの子お前の子なんじゃねぇの？」

『ん〜…ん？？ちがうよ？
何言ってるのさ電気。』

いやそれこっちのセリフ。

上鳴「いやでも、お前のことぱぱって…」

『あぁ、それは…』

＊＊
上鳴がトイレに行ったとき

『ねぇあーくん
何で僕の事ぱぱっていうの？』

あーくんは罰が悪そうに俯いた

耀「お、おこらない？」

僕はにこりと笑ってもちろんと返した

耀「ぱぱはかぞくだからずっといっしょでしょ？だからぼく、おにいちゃんとずっといっしょにいられるとおもって…」

『そっかぁーじゃあ、今は僕がぱぱになってあげる！』

＊＊

『ていう事だったみたいだよ』

なるほどな

あいつも子供だったってことか

(Aお兄ちゃんと一緒に入れたのは楽しかったけどあの男邪魔だった…

俺のお兄ちゃんに馴れ馴れしくして……
俺が高校生だったら1番になれたのにっ！！)