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『俺は宇宙で一番山田涼介が好きなんだから！！』
言い終わるか終わらないかくらいで、弾けるように零れだした涙。
俺の頬まで温かいのは、きっと俺も一緒に泣いてるから。
腕の中、じわじわと濡れていく肩さえも嬉しいと思ってしまう。
ぐりぐりと押し付けられる頭が愛しくて堪らない。
｢ 俺は、絶対後悔なんてしないよ。
俺は自分で選んだことに後悔なんてしたことない。 ｣
少しだけ充血した目。それがウサギみたいで。
ウサギは寂しいと死んじゃうんだって、裕翔くんが前動物の曲やった時に教えてくれたっけ。
｢ それに、俺慧の嫉妬好きだよ、可愛いもん ｣
『 だって…りょぉ困るじゃん 』
涙の跡を拭ってやれば少しだけむくれるけど。
｢ 困るのが嬉しいの ｣
そう言えばドMなの？って笑いながら俺の涙の跡を拭うように慧の唇が触れる。
それだけで体が疼いた。
キスを止めてからまだ10分も経ってないのに、
俺は、とことん慧がいないとだめみたいだ。
押され気味だった体を起こして、慧の方に押し倒す。
一瞬、慧が目を丸くしたけれど、それはまたすぐにきゅっと弧を描く。
来てと言わんばかりに。妖艶に。
誘われるがままに唇を落として、
まだ少し残るピンクを取り除いていく。
離れるのは酸素を吸うための一瞬だけでいい。
｢ …ん、とれた。やっぱり慧は何もつけてない方が綺麗 ｣
代わりに自分の唇についたそれを拭うと目に鮮やかなピンクが残る。
せっかくつけたのに、ってまた膨れる慧の目元はいつもと同じくとろんと下がったままで。
別に塗ってても塗ってなくても、俺は慧の好きなだけ、俺の好きなだけ、する気だったんだけど。
｢ いつまでしよっか？ ｣
ぎゅってしてって要望に答えて、俺も横に寝ながら慧を抱きしめる。
｢ 俺は朝までずっとでもいいよ？ ｣
耳や首筋に小さくキスを落としながら、慧も幸せそうに身を捩る。
『 、それはっだめ、俺今日からりょおの奥さんだからっ、』
俺の健康第一だからって。
着実にいい奥さんに近づいてる慧にほんの少しだけ寂しさを感じる。
｢ じゃあ…あともう1回したら寝よっか ｣
でもそう言えばえっ、て寂しそうにこっちを向くんだから可愛い。
｢ やっぱりあと2回 ｣
『 …………さんかい 』
｢ はいはい、笑 ｣
でも結局はあと7回ぐらいはしちゃうんだけど…笑
_Fin.
__
終わりがぁ…(迷走
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ぺす。(プロフ) - Jumploveさん» ありがとうございます(*´-`*) (2017年1月5日 11時) (
レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
Jumplove - すっごい、感動しました！読んでる途中、涙がでできました。 (2017年1月5日 11時) (レス) id: dcced1e667 (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - 澄みやかさん» ありがとうございます(*´-`*) (2017年1月4日 14時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
澄みやか - 結婚式最高でした！本当に感動して泣きそうになりました。 (2017年1月4日 11時) (レス) id: c1ee294b9d (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - まみさん» いえいえ、こちらこそです (2017年1月3日 15時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺす。
| 作成日時：2016年12月16日 17時
