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俺が引き寄せたせいで、写真に映る光の口は半開き。
光は撮りなおそうってキャンキャン騒ぐけど、そんなばっちりドレスアップしながら俺の腕を掴んだって可愛いだけだ。(まぁ、させてるのは俺だけど)
不服そうな光が やぶ 薮 ってそればかりを呼ぶから
｢今日からは宏太じゃなかったの？｣
って顔を覗き込めば、
そんなこと言ったっけ、なんて顔を逸らして惚けてみせる。
｢じゃあこのままだな｣
そう言えば焦ったように顔を上げて、わかった呼ぶから!って、
ほんと、可愛い…。
『………、こぅ、、た、もういっかぃ…//｢じゃあみんな、移動しようか｣ おい薮!!!//』
まぁ撮り直す気はないけどね、
口半開きの光可愛かったから。
どんな光でも世界一可愛いよ、
そう微笑めば萎んだように何も言わなくなって、だけどまだ空気を含んだままの頬。
むくれたままの光の手を引いて披露宴の会場へ移動した。
．
｢もうそんな怒んなって、可愛い顔が台無しだよ？｣
『うるさい ばか』
すっかりご機嫌ななめな光の手を握ってゆっくりトントンと膝を叩く。
そしたらいつの間にか頬に入っていた空気は抜けていくから。
俺らを囲むように喋っているメンバーと何枚か写真を撮って、家族のところに挨拶もいって、そこにはこの前はいなかった俺たちの兄姉とか、親父も、山田たちの家族もいる。
ドレスのままだった光は褒められたりからかわれたり、でもそんな緩さが楽しくて。
俺もこの人たちの家族になれたんだなって、光も俺ん家の家族になったんだなって。
裕翔｢薮くん光くん！こっちきて俺らだけでも写真撮ろう！｣
裕翔に呼ばれてそっちへ行くと涼介も伊野尾もいて、裕翔が自撮り棒片手に並んでる。
光は今度こそって意気込んでるし、ほんと、可愛くて虐めたくなる…。
裕翔｢はい、チーズ!｣その掛け声に合わせるように光の肩を抱き寄せて、その頬目掛けて唇を落とせば一瞬で首元まで紅く染まる。
『おまっ!// なんでっ、いきなり!!// ほんと、、嫌い!!!!』
俺的にはいい写真が撮れたけど、光はもう色んな意味で爆発寸前。
警戒心MAXの光は撫でただけで毛を逆立てそうな勢い。
『…次なんかしたら、昨日言ってたやつなしだからな…』
｢了解しました。｣
もう流石に何もする気はなかったけど、約束、取り消されたら困るし。
｢光、ん、｣
『…むかつく』
だけど、手は繋がせててほしい。
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ぺす。(プロフ) - Jumploveさん» ありがとうございます(*´-`*) (2017年1月5日 11時) (
レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
Jumplove - すっごい、感動しました！読んでる途中、涙がでできました。 (2017年1月5日 11時) (レス) id: dcced1e667 (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - 澄みやかさん» ありがとうございます(*´-`*) (2017年1月4日 14時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
澄みやか - 結婚式最高でした！本当に感動して泣きそうになりました。 (2017年1月4日 11時) (レス) id: c1ee294b9d (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - まみさん» いえいえ、こちらこそです (2017年1月3日 15時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺす。
| 作成日時：2016年12月16日 17時
