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｢で、涼介。どうすんの？｣
｢なにが？｣
出てきてしまったオレンジジュースはその原因である知念にあげて、俺の手にあるのは知念と同じ紙パックのいちごミルク。
｢なにがって、告白、しないの？｣
｢っ、！！？｣
突然すぎるその2文字に飲み込んだはずのいちごミルクを噴き出しそうになった。
｢なんだよ、告白って…なんで俺が、ってか誰に…｣
｢ひかに決まってんじゃん。
涼介さっきこの世の終わりみたいな顔してたよ？
あれでバレてないと思ってんの？｣
｢っそう？ちょっと撮影上手くいかなくてさ、別に光くんたちのことなんて関係ない…｢馬鹿じゃないの？｣…は？｣
｢今すぐその気持ち悪い顔やめて。｣
｢なんだよそれ、俺は別に気持ち悪い顔なんて…｣
｢作り笑い。僕涼介のその顔大っっっ嫌い。
それならさっきの方がまだマシ。｣
｢……｣
全てがリンクしすぎてた。
オレンジジュースも。知念の言葉の一つ一つも。
あの日と。
｢……いつから…？｣
｢涼介がひかのこと見てたのはJrの頃から知ってたけど、そうゆうのだって気づいたのはデビューしてから。｣
｢そんな……前……｣
｢うん。｣
｢じゃあ…2人のことも？｣
｢なんとなくね。｣
｢そっか、｣
さっきから淡々と話す知念は、そういえば昔からそういうことに敏感だった。
俺が落ち込んでると、さっきみたいに背中に乗っかってきて、俺はそれに少しだけ助けられてた。
｢で、しないの？告白｣
だからって、そんなの
｢無理に決まってるだろ…つーかそもそも言って何になるんだよ｣
｢だからって、なんも言わないで涼介はそれでいいの？｣
わかってるよ、そんなの…俺だって今まで何度も言おうとして、だけど言えなくて、
俺がちゃんとあの人の隣で、星の隣に立てる日が来たらって、言い訳をして………
｢でももう意味もないだろ、あの2人は付き合ってて、俺が好きでしたなんて言ったところで…何も…｣
｢意味はあるの！それにもしかしたらひかも涼介のこと好きになるかもしれないじゃん！！｣
｢そんなの…無理に決まってるだろ……あの2人を、見てればわかる…｣
｢〜っ、いつまでもうじうじうじうじ…バカ涼介！！｣
｢っ知念！｣
あー…あんなに怒ってる知念久々に見た…最悪だよ、もう……
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ぺす。(プロフ) - ことさん» ありがとうございます、頑張ります(*´-`*) (2017年1月7日 0時) (
レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
こと - 山ちゃん！切ない（涙） これからも頑張ってください！！ (2017年1月6日 23時) (レス) id: bdfd1bb388 (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - 曖昧実さん» ありがとうございます、これからもよろしくお願いします(*´ω｀*) (2017年1月2日 12時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
曖昧実(プロフ) - すごく素敵なお話です！新年からボロボロに泣いてしまいました。これからも更新頑張ってください！ (2017年1月2日 12時) (レス) id: bf70034b3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺす。
| 作成日時：2016年11月19日 21時
