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「そんなの、決まってんじゃん」
「え…?」
「さっさと告白すればいい!」
「…はぁ?俺の話聞いてたのかよ」
「聞いてたよ。だから言っちまえばもうそれで山田もすっきりだし、知念とも仲直りできて万事解決!だろ?」
「でも…」
そんな簡単にできたらこんなに困ってねぇ、っつの…
「山田の気持ちもわかるよ?あの2人はなんかもうあの2人以外考えられないっていうか…」
「…っ、」
そんなの、知ってるよ、
そんなの……
「わかってるよ!そんなの、俺が一番わかってる!
光くんの隣は薮ちゃんで、薮ちゃんしかいなくて、!
俺だって、できるならあの場所に立ちてぇよ…
でも、想像できねんだよ、俺の横で笑ってる光くんが………」
わかってるんだ、ずっと前から、
俺が頑張ってきたのは光くんに認められたいからじゃない
ただ勝手に、その隣に立ってみたかっただけ。
星は、眺めてるだけが一番綺麗なんだ
それを取って手元に置いたところで、きっとその星は輝きを失ってしまう。
星が輝くのは高い高い宙の上。
薮ちゃんの、隣…
誰かが言ってた、
初恋は叶わないんだって
それはずっと前からとっくにわかってた
俺の手は届かないんじゃない
伸ばしちゃ、いけないんだ ___、
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ぺす。(プロフ) - ことさん» ありがとうございます、頑張ります(*´-`*) (2017年1月7日 0時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
こと - 山ちゃん!切ない(涙) これからも頑張ってください!! (2017年1月6日 23時) (レス) id: bdfd1bb388 (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - 曖昧実さん» ありがとうございます、これからもよろしくお願いします(*´ω`*) (2017年1月2日 12時) (レス) id: 7cb77570db (このIDを非表示/違反報告)
曖昧実(プロフ) - すごく素敵なお話です!新年からボロボロに泣いてしまいました。これからも更新頑張ってください! (2017年1月2日 12時) (レス) id: bf70034b3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺす。 | 作成日時:2016年11月19日 21時