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朝、楽屋へ着くとボディーガード(薮)も無しで、皆とも絡まずぽつんと1人座っている光。
きっとまた薮と何かあったんだろう。
こんな時こそ俺が元気づけてやらなれば、
『ひーかるっ!』
『ひゃぁっ!?えっ、いのちゃん!?ちょ、やだ、なにっ、、』
朝の挨拶替わりにまずは一揉み。
『あぁ〜今日もいい触り心地…』
『ぁっ、//ちょっ、とゃだってば…//』
この柔らかい弾力と恥ずかしそうに身を捩る光が最高に可愛んだよねぇ
『ぃのっ、ちゃん!やめてってば!//』
『え〜?いいじゃん減るもんじゃないし、てか増えるし?』
『なっ、』
『だってほら揉むと育つって言うじゃん?』
『その手の動きやめろ!//』
顔を真っ赤にして怒る光は可愛いけど、あんまりやりすぎると本気で怒っちゃうから。
胸の前でにぎにぎ動く手を下ろすと まったく、という顔で光は腰に手を当てる。
あぁ、めちゃめちゃかわい。
『ひあぁっ!
ちょっ、いのちゃん!!//』
『ごめんごめんてぇ、だって光ガード緩すぎるんだもん』
「誰のガードが緩いって…?」
『げっ、薮…』
「お前なぁ…」
『いってぇ!何すんだよ薮!今俺 女 の 子 !!』
「うるせぇこの変態が!お前なんか見てくれだけで中身丸まんまおっさんじゃねぇか!」
『はぁ!?見た目も中身もおっさんの薮に言われたくないですぅ!!』
「なんだとこら!」
『ちょっと、2人とも、』
『涼介〜!薮がいじめるぅ〜!』
「慧!?」
一声で駆けつけてくれる涼介と薮の後ろでワタワタする光。
涼介の背に隠れて(ちょっと身長足りてないけど)べっ、と舌を突き出すと一瞬イラッとしたみたいだけど はぁ とひとつため息を吐くと光の方に向き直った。
ぽん、と頭を撫でられた光は嬉しいような悲しいような複雑な顔をする。
薮も薮で曖昧に笑うだけだし。
まぁもうこれ以上は口出ししないけど。
俺らと違ってそっちは色々複雑なんだよな、いつも。
別に俺らが単純てわけじゃないけど、俺らは結構お互い気持ちはストレートに伝える方だし、欲望にも忠実だから。
光はそういうことが不得手だし、薮も長年片想いをこじらせ過ぎたせいで光を大切にしすぎて自分の気持ちはおざなりだし。
いっそのこと、暴走でもすればいいのに。なんて、
そんなこと大事な同期と可愛い光には言ってやれないけど。
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Koupen(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!!!更新...してくれたら嬉しいですっ!! (2020年5月2日 22時) (レス) id: 9188d9d255 (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - ぽさん» 終わらせるつもりは全然ないのですが、全く更新出来ていないのも事実で、本当に申し訳ない限りです… (2018年5月3日 16時) (レス) id: 5b6e4c5228 (このIDを非表示/違反報告)
ぽ - 終わっちゃうんですか? (2018年5月3日 11時) (レス) id: 5a53f9baf1 (このIDを非表示/違反報告)
ぺす。(プロフ) - 秋弥さん» え、ほんとですか!?すいません、そんなつもりはなかったんですが…どこら辺でしょうか?修正します! (2017年12月29日 16時) (レス) id: 5b6e4c5228 (このIDを非表示/違反報告)
秋弥(プロフ) - お知らせの下の更新一番最初のものと文が一緒だと思うのですが違ってたらすいません (2017年12月29日 10時) (レス) id: a5dc5670ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺす。 | 作成日時:2017年4月4日 12時