子どもは何人ほしいですか？(ybhk)(ymin)

こちらも突然 ページ2

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りょおのいない朝。

仕事だからしょうがないけど、なんてつまらないんだろう。

温もりも、キスも、笑顔も、何一つない。

それなのに仕事はある。



起きたくないな……


このままりょおが帰ってくるまで寝たままで、

｢しょうがないなぁ、慧は｣って呆れられるのもいいかもしれない。

あぁ、でもこんなだらしない奥さんじゃ嫌かな…


そんなことを考えながら寝返りをうった瞬間、





『……むに…？』


俺の体の下で、何か柔らかいものが むにっと言ったのだ。



昨日の夜までは確かに平面だった俺の胸が、



『……むね…？』



柔らかく、山の形になっていた。
それも、結構な高山。



『むねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！？？？』






おっぱ い…おっぱ いだ…

いや、でもなんでおっぱ い…

てか本当におっぱ い…？

いや、うん、おっぱ いだ…

でもなんでおっぱ い…？




『なんで！！？？』







冷静な自分と、混乱してる自分がごちゃ混ぜになってもう何がなんだか分からない。




いやね、女の子の胸は好きですよ、触ってみたいですよ、
こんなこと言ったらりょお怒るかもしれないけど、
俺も一応男だし、
でも、自分にそれが付いてほしいとは思ったことない。
なんかもう現に今肩重いし、
柔らかい、柔らかいけど、！

涼介喜ぶかな…？いや、絶対喜ばないよな、気味悪がられる…というかそれ以前に俺男なのに、アイドルなのに…！
ただでさえ忙しいんだから涼介には絶対迷惑かけられないし…



そうだ…、光に電話しよう……



最終的に出た結論がこれだった。







『どういうことだよ！！？』

『だからぁ！

おっぱ い！！！！！！！！！！！』

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？？』




うん、これが普通の人の反応。





『ちょ、ちょっと待って、、』

『どうしよう光！！！』

『ま 待っていのちゃん、、、それ、、、おれも…』

『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！？？？』





これは、


予想外だ……





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