26話 ページ27
山田side
映画を観終わると俺と知念くんは近くのファミレスに入った
「知念くん、何が好き?何食べる?オムライスとかあるよどうかな?」
知「あの! ごめんね今日はいのちゃんが無理やり頼んだんでしょ?」
「ううん、全然いいよ、俺も観たかった映画だったし」
「そんな、もう訳なさそうな顔しなくていいよ、映画結構楽しかったし」
知「なら、良かった 。僕 1度こうしてちゃんと山田くんと話してみたかったんだよね」
「そーいえば、俺らクラス同じなのにちゃんと喋ったことなかったかも」
知「うん、そうだよ」
知念くんは僕の顔を見て微笑んでいた
モブ「あれ、知念じゃね!」
モブ2「おー!知念じゃん!久しぶりだな!」
知「...」
モブ「知念の新しい彼氏?」
モブ2「あー!確か高木が言ってたよな笑」
「彼氏って?」
モブ「えっ!? 知らないの?こいつ男が好きなの」
知「...」
「なんですか、それって今関係なくないですか」
モブ「まっいいや!お前に忠告しとくは、こいつ、好きな男に対してやること結構、大胆だからさ」
男達はそれを言い捨てると、笑いながら去って行った
知「山田くん、僕帰るね、ごめんね」
知念くんは涙を溜めて俺に言って、足早に去って行ってしまった
「...........」
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作者名:Haruki | 作成日時:2021年8月11日 11時