君の視線 (ページ2)

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1話ページ2

知念side

僕が学校に来てすることは、気になる人の背中を見つめ、何もせず自分の席につくことである。

伊「おはよう知念」

「おはよういのちゃん」

伊「今日も話しかけなかったの？」

「こんな地味なやつが話けたら、周りがびっくりしちゃうじゃん！」

伊「山田くんいい子だと思うけどね.........」

知「僕は今のままでいいんだよ。ただ背中を見れるだけで.........。」

「僕はもう有「いのちゃん！いのちゃん！おはよう！」

伊「うぁうるさいのが来た」

有「酷いなちゃんうるさいのは心外だなぁ」

伊「有岡！気安くちゃんて呼ぶな」

有「いいじゃん！ちゃん可愛いじゃん！」

中「大ちゃん、伊野尾くん困ってるからこっち行くよ！
ごめんね、いつもいつも」

伊「中島くんも大変だね。こいつの世話なんて」

中「ハハッそうだねでも良い奴だからさ大ちゃん
たまには優しくしてやってよ」

伊「うん」

「有岡くん相変わらずいのちゃんのこと好きだよね」

伊「いや、からかってるだけだよきっと
知念こそ山田くん話しかけなよ、ぐずぐずしてると高校生活終わっちゃうし」

「うん、そうだね」
話したい気持ちはあるけど、もうあんな思いは二度としたくない

山「.........。」