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そしてマンダレイの個性「テレパス」で一度に複数の人間へアドバイス。そこを虎が殴る蹴るの暴行、らしい。この人だけ性別もジャンルも色々違っているが多分ツッコんだら駄目なのだろう。
「雄英も忙しい。ヒーロー科1年だけに人員を
先生はそう言った。簡単に言ってくれるが人間早々に個性を底上げする事なんて出来やしない。だからこそこうやって「無理やり」限界を超えようとしているのだ。
そして時刻はもう十六時を過ぎていた。全ての節々が悲鳴をあげている中、己の食う飯は己で作れという命令によりカレーを作る事に。あまりの疲労に周りの生徒達はテンションだだ下がりだったが飯田のひと声により何とか元気を取り戻していた。勿論、私は疲れたままだった。
「轟ー！こっちも火ちょーだい！」
飯盒炊飯で米を炊く時に、芦戸が轟を呼んでいた。私は野菜類を適当に切っていたが、あまりの量に面倒になって隣にいる爆豪に全てを託した。
「何で俺がやらなきゃならねェんだよ！！」
「爆豪は料理も出来ないのか」
「出来るわクソが！！舐めんな！！」
爆豪も扱い方を知れば案外使えるかもしれないという事も分かった。
見事に微妙なクオリティのカレーが完成したが、この状況も相まってか皆が美味いと叫んでいた。確かに味は正直微妙たった。
すると洸太がまた静かに何処かへ消えて行った。私は少年の背中を見かけたが、声を掛けるのもどうかと思い特に気にしてはいなかった。
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カレーを食べ終え、皆が片付けをしている時だった。緑谷が何かを持ってキョロキョロと辺りを見渡しているのをたまたま私は発見した。
「それ、洗い物か？」
「ひぇ！？あ、志村さん……」
「ひぇって…」
「ごごごめん！！」
てっきり緑谷が持っているものは洗い物の皿かと思い声をかけたが、彼が持っているのはカレーだった。
「それ」
「あ、これ…洸太くんに。何も食べてなさそうだったから…」
「…ああ、なるほど」
納得した私は洗い場の方へ行こうとしたが、緑谷に「良かったら志村さんも一緒に行かない？」と誘われた。断ろうと思ったが断る理由も特になく、渋々了承する事に。私なんかが行って何になるんだ、と頭の片隅でそう思いながら私は洸太を探す事になった。
「多分向こうの方に居ると思うんだ」
足跡を辿って私達は洸太が居る場所に辿り着いた。
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コミー - お話の内容が好きすぎて一気読みしました。小説の設定、内容、文章の書き方、全て素晴らしくて本当に好きです好きすぎてやばいです！更新待っています！ (3月26日 1時) (
レス) id: d07e4a403b (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 銀魂から来ました！あなた様の書く文章大好きです！続き待ってます！！ (3月10日 6時) (レス) id: 34bbee5856 (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - 瑞樹さん» コメントありがとうございます！凄いなんて嬉しいお言葉、しかも2回も、、笑笑 更新頻度が遅めで申し訳ないです、完結させるので最後までこの作品を宜しくお願い致します！ (6月27日 13時) (レス) id: 00c9f79f13 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - なんと言う文才……え。凄すぎません？ 凄すぎません？(2回目) 語彙力がなくなるほど素晴らしいとは何事……？ ファンです。応援しています！ 主様も体調にはお気をつけ下さい‼︎ (2023年2月14日 7時) (レス) id: 20e1982af2 (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - みかんの皮さん» コメントありがとうございます。文章の書き方なのですが、基本の小説は縦読みが普通となっておりますので、その書き方に忠実に従いたいと思っております。あくまで私の書く夢小説は「小説」ですので、そこの所をご理解して頂けたらなと思っております。申し訳ないです。 (2023年1月3日 10時) (レス) id: 00c9f79f13 (このIDを非表示/違反報告)
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