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「そういや、志村も緑谷と一緒に
轟焦凍という人間はそういう奴だ。よく言えば天然、悪く言えば空気が読めない。今までそこまで関わりがなかったから、隣に座る事なんてないと思っていたが、その期待を良い意味で裏切るのが轟である。
そして今、私が最も触れてほしくない話題を顔色変えずに聞いてきた。敢えて私は轟に対し、暫く無視を続けてみたが、轟は私をずっと目視するなりもう一度同じトーンで「緑谷と一緒に
「…遭遇したよ」
しらばっくれても、とぼけても無駄だと感じた私は溜息混じりの声でそう答える。すると轟は「そうか」とだけ返してその話題は終了してしまった。コイツ、さっきから「そうか」しか言わないんだが。
「志村は大丈夫だったのか」
「見ての通り、元気さ」
「そうか」
こんなよく分からない会話が何度も続いて、爆豪の隣の方がまだマシだったかもしれないと感じてしまった自分が居た。アイツもアイツでかなり面倒だが、無視しとけば何とかなる。
だが轟はそうもいかない。無視している事にさえ気付かないから、何度でも話しかけてくる。天然とは末恐ろしいものである。
「お、止まったな」
「そうだね」
そうこう言っているうちにバスは停止した。休憩を挟む様だ。轟に気を取られて窓の外を見ていなかったが、何か違和感を覚える。
どう見ても場所がパーキングエリアではないのだ。休憩場所に相応しくない。それを分かってて相澤先生は全員に降りろと言った。
「……嫌な予感がするな」
そして同じ合宿先でもあるB組が居なかった。何らかの試練が今から与えられる事は確実であろう。
「何の目的もなくでは意味が薄いからな」
ふと隣に居た相澤先生がそう呟いた。すると女の人の陽気な声が私達の前に大きく響き渡る。
「よーーう！イレイザー！！」
「ご無沙汰してます」
相澤先生がそう挨拶をしたと同時に、その女の人達は決め台詞を言い始める。「煌めく
「今回お世話になるプロヒーロー『プッシーキャッツ』の皆さんだ」
緑谷が言うに、連盟事務所を構える4名1チームのヒーロー集団。山岳救助等を得意とするベテランチームらしい。
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コミー - お話の内容が好きすぎて一気読みしました。小説の設定、内容、文章の書き方、全て素晴らしくて本当に好きです好きすぎてやばいです！更新待っています！ (3月26日 1時) (
レス) id: d07e4a403b (このIDを非表示/違反報告)
雪だるま - 銀魂から来ました！あなた様の書く文章大好きです！続き待ってます！！ (3月10日 6時) (レス) id: 34bbee5856 (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - 瑞樹さん» コメントありがとうございます！凄いなんて嬉しいお言葉、しかも2回も、、笑笑 更新頻度が遅めで申し訳ないです、完結させるので最後までこの作品を宜しくお願い致します！ (6月27日 13時) (レス) id: 00c9f79f13 (このIDを非表示/違反報告)
瑞樹(プロフ) - なんと言う文才……え。凄すぎません？ 凄すぎません？(2回目) 語彙力がなくなるほど素晴らしいとは何事……？ ファンです。応援しています！ 主様も体調にはお気をつけ下さい‼︎ (2023年2月14日 7時) (レス) id: 20e1982af2 (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - みかんの皮さん» コメントありがとうございます。文章の書き方なのですが、基本の小説は縦読みが普通となっておりますので、その書き方に忠実に従いたいと思っております。あくまで私の書く夢小説は「小説」ですので、そこの所をご理解して頂けたらなと思っております。申し訳ないです。 (2023年1月3日 10時) (レス) id: 00c9f79f13 (このIDを非表示/違反報告)
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