寿司 ページ25
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翌日の夕方、私は駅前に招集をかけられ久しぶりにおしゃれをして行った。
｢あ、胡蝶さんと冨岡だ｣
そこには既に胡蝶さんと冨岡が居て、2人で話していた。私も小走りで近づき話しかける。
｢Aさん、久しぶりですね｣
｢ほんとだね〜、皆受験お疲れ様｣
胡蝶さんとキャッキャしながら手を合わせた。その隣で冨岡が真顔で私達を見つめていた。
｢あ、冨岡。お疲れ｣
｢…うむ｣
うむってなんだと思いながらクスッと笑った。待ってる間に宇髄や煉獄、伊黒君と甘露寺さんも集まったようだ。何処に行くのかと聞けば寿司が食べたいと宇髄が言い出しチェーン店の回転寿司屋に向かった。
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｢甘露寺さんお寿司はピーナッツ感覚で食べちゃダメだよ｣
｢大丈夫！来る前に牛丼5杯食べてきたから！｣
｢もう何もツッコまない｣
7人で来た為かなりぎゅうぎゅう。目の前には冨岡、宇髄、煉獄の図体がデカそうな3人。そしてこちら側には胡蝶さん、私、甘露寺さん、伊黒君。皆それぞれ好きなネタを頼み、受験お疲れ様〜と言いながら食べ始める。
私もそれなりに楽しんでいたがやはり彼が此処に居ないからか少しだんまりしてしまった。
甘露寺さんと煉獄はバクバクと寿司を食べているし、伊黒君は甘露寺さんを見ながら茶を啜っている。食べ方が下手くそな冨岡を胡蝶さんが笑顔で指摘していた。
｢アイツが居ないから寂しいのか｣
｢…別にー｣
目の前でふぐを食べる宇髄が笑いながらそう言った私はいくらをパクっと口の中に入れて目の逸らす。
｢また不死川誘って飯行こうぜ｣
｢うん｣
｢アイツは今大事な仕事をしてんだよ｣
｢─────大事な仕事？｣
私がそう聞くと、宇髄は｢おう｣と言ってただ笑っていたのだった。
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同時刻、不死川実弥はとあるマンションの前で立っていた。
｢不死川君ごめんね〜仕事がちょっと長引いちゃって｣
｢全然構わないです、行きますかァ｣
スーツ姿のままその女の人は眠そうな目付きで不死川の隣を歩き、｢居酒屋とかでもいい？｣の聞いていたのだった。
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｢お父さんはもう少ししたら来るわよ〜｣
｢すみません、急に呼び出してしまって｣
｢いいのよ〜。アオイから聞いた時はビックリしたけど｣
ハイボールを飲みながらA母は笑っていた。俺は烏龍茶を片手にほっと一息つく。
｢Aの事なんすけど…｣
｢そうかなーって思ってた。それに私からも君に話があってね｣
｢…話？｣
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ポンコツ(プロフ) - すっごいドンピシャに好きな作品でした！！ (2022年11月8日 18時) (
レス) @page45 id: 16f55af0f9 (このIDを非表示/違反報告)
澪奈(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても面白かったです！！次回作も楽しみにしています！ (2021年3月9日 21時) (レス) id: 20f17d6d24 (このIDを非表示/違反報告)
凪子(プロフ) - さねみんなら、一生お世話されたい！！楽しい作品だったぜィ(^^) (2021年3月9日 21時) (レス) id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 完結おめでとう！！とにかく可愛らしくて勝手に2人の保護者面して見守っておりました…。ゆっくりと2人のペースで進んでる姿が本当に見えてきてこの先も笑い合っていくんだなって思うと本当に素敵な2人！最高なお話をありがとう！次回作もゆっくり頑張ってね！！！ (2021年3月9日 20時) (レス) id: 1ceb99e799 (このIDを非表示/違反報告)
いくま(プロフ) - もしゃこうさん» コメントありがとうございます！この作品を最後まで読んでくださり本当に嬉しいです、、！次回作も見てくださるんですか！？ええ嬉しい涙ありがとうございました、！ (2021年3月9日 20時) (レス) id: de9f3ec973 (このIDを非表示/違反報告)
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