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原田「..泣くな若林」



その言葉に水槽を眺めていた優馬は、泣き崩れる。




原田「頑張った」




川崎「そうだよ、だって本当に告ると思わなかったし..!」




若林「だってッ..思ってること言えって言ったじゃんかッ..!」




堀江「正解正解、大正解!
だって告ってフったようなもんじゃん!」




東条「るるるって言わなかっただけ偉いだろ」




田中「あ、ほんとだ」




原田「若林、恋なんて1万回駄目でも、1万回1回目に何かが変わるってドリカムが言ってた。
ちょっとしつこいけど。ほら、涙ふきな」




のぶちゃんがタオルを差し出すと、優馬は何故かのぶちゃんのウィッグを取った。





若林「なんかふさふさしてるッ..」




原田「ふさふさしてるわ、そりゃウィッグだもん」






一生懸命ウィッグを被るのぶちゃん。




を見て、優馬は笑った。






「今日の優馬..いっちばんかっこよかったよ」




親指を立てると、優馬は「ありがとう」と。





若林「僕のために泣いたり怒ってくれたり..ありがとう」





その言葉に、さっき我慢したはずの涙が込み上げてくる。






原田「ちょ、木原まで何泣いてんのよ!」




「うう〜..のぶちゃんタオル〜ッ..」




差し出されたタオルを貰うと..慣れた柔軟剤が香る。





東条「なんでお前まで泣いてんだよ」




そう言っていつもの様に笑った。









さっきよりも、ずっと好き。





そう伝えたら..また笑ってくれますか?

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ゆっぴー - 兄貴の名前が気になります。アンケートか固定の名前があるか知りたいです。 (2021年11月9日 21時) (レス) @page8 id: 233a7fa478 (このIDを非表示/違反報告)
おりん(プロフ) - この作品大好きで続きが楽しみです(T_T)お忙しいとは思いますが、更新楽しみにしております(T_T) (2019年11月16日 18時) (レス) id: 8d54446ea7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽかぽか笑顔 | 作成日時:2019年7月16日 14時

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