紺青の拳【名探偵コナン】

35 ページ35

Kaito.side


屋上から落ちてきた名探偵をキャッチする。



快斗「あの作戦の前に、海賊連中を何とかしねぇと..！」



俺たち目掛けて銃を連射してくる海賊たち。




快斗「トランプ銃もあと1発！」



コナン「残ってるじゃねぇか..!」




名探偵が指すのは、ホテルの展望台にいる京極真



の..レオンから貰ったあのミサンガ。







_____これが切れたら、心·技·体が備わったと神に認められた証。






コナン「一発逆転の奥の手だ!」


快斗「フッ、成程な..!!
突っ込むぞ!!」






..今だ。




トランプ銃の引き金を引く。






紫色のミサンガが切れたのが見えた。




あっという間に10人ぐらい倒しちまう、京極真。





奴の前に..ジャマルッディンが現れた。





コナン「キッド!!俺を船首の方へ!!」





快斗「分かってるよ..!!」




名探偵、あいつの事も頼むな。





コナン「らぁぁぁぁん!!!!」





放り投げると、名探偵は勢いよく椅子に着地する。



その勢いによって、並んでいる椅子が前へ押されていく。




蘭「はぁぁ..っ!!」





海賊たちは椅子によって投げ飛ばされ、残りの1人に蘭ちゃんの拳がめり込んだ。





いや、Aから聞いていたけど、本当に強いな、おい。



さてと、



快斗「俺は俺の仕事を..」





ユージーンが持っている紺青の拳が入ったトランクケースを、磁石を付けたワイヤー銃で奪う。




快斗「ｯﾋ..サンキュー!」





砲弾が、俺に扮した人形に向かって放たれる。



名探偵の思惑通り..その砲弾はホテルの船上デッキに当たった。




『キッド..!てめっ..』




快斗「はぁ〜い」





ワイヤー銃を巻き付け、そのまま下へと飛び降りる。




すると、観覧車から宙ぶらりんの状態になった海賊。





少しそこで大人しくしとけ、




ホテルに目をやると、船上デッキが傾き始め..ホテルからマリーナベイへと落下した。

36→←34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す