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会社に着いてから、警備員さんに説明して、希ちゃんと京治を中に入れる許可をもらった。
『この奥が社長室。なんか自販機で飲み物買ってくるから先に入ってソファ座ってていーよ』
赤葦「分かった、希ちゃん行こっか」
希「…A〜？」
希ちゃんは私が側を離れるのを不思議そうに見てるから、安心させようと思って、
『すぐに、戻ってくるから、京治お兄ちゃんと、遊んでて？？』
京治にすぐ戻るからって伝えて、自分の飲み物と、京治の物を買って社長室に戻った。
中に入ると、京治が少し焦った様子で希ちゃんを抱っこしていた。
こいつ…前に泣かせたら許さねって言ったのに…
なんて思いながら京治を睨んでいると、
赤葦「A！よかった…Aが部屋でてった途端希ちゃんちょっとぐずっちゃって…ごめん…」
希ちゃん、人見知りはあんましないみたいだけど男の人と2人は怖いみたい
『そゆことね、希ちゃんおいで〜』
希「うぅ〜…ぐずっ…ん、Aぁ〜！」
京治から抱っこを代わって、希ちゃんをあやしていく。
『ほら〜、A、すぐ戻ってきたでしょ〜？』
ゆっくり分かるように希ちゃんに言うと、希ちゃんは安心したのか泣き疲れたのか、うとうとし始めた。
そっとソファーに降ろして、椅子にかけていたブランケットをかけてあげるとすぐに寝てしまった。
『これで一安心…』
赤葦「…ごめんA、俺あんまいる意味ないよな」
なんて言いながらしょげている京治
『…いちいちヘコむなめんどくさい。希ちゃんはまだ赤葦と会ったばっかりなんだし不安になるのもしょうがないでしょ。そんなんだと今日の夜希ちゃんの事任せるの不安なんだけど。』
一気にまくしたてるようにそう言うと、
赤葦「…そうだよね笑ありがとA」
って笑いながらそう言ってきた。
『別に分かったんならもういいよ。私今からまとめる書類結構あるから暇ならどこかいってもいいし』
そう言いながらデスクに座って、パソコンを起動させる。
赤葦「…希ちゃん起きるかもしれないし、俺もなにか手伝うよ」
『…いいって、まぁ、赤葦は確かにちゃんとやってくれそうだけど、これは私の仕事だから』
昨日行われた会議のデータを分かりやすくまとめてコピーしていく。
赤葦「…俺、Aに言ってなかったけど、この会社に入りたいんだ。だから少しでも手伝わせて？」
何それ初耳なんですけど。
確かに募集したけど…
それってまじ？
毎朝同じ会社で会うとか嫌だ。
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ちくわ(プロフ) - わあ(^^♪楽しみです！無理しないでくださいね(*^_^*) (2017年6月28日 21時) (
レス) id: 667b15af66 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - ちくわさん» うわぁあああ！有難うございます！ガンガン更新していくので、これからも宜しくお願いします！(^o^) (2017年6月28日 19時) (レス) id: badf79450e (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 初めまして!(^^)!この話、とても泣けます！物語の進み方が最高です！応援してます！！ (2017年6月28日 19時) (レス) id: 667b15af66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2017年6月26日 15時
