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京治が出てった後、希ちゃんも泣き止んで、また笑ってくれるようになった。
…よかったぁ笑
とりあえず時間もそろそろやばいし、タクシーで行くか…
私は希ちゃんを抱っこしたまま荷物を持って、会社を出た。
タクシーに乗り込んで、約束の居酒屋まで行く。
希ちゃんは何だかソワソワしてる。
緊張してるのか、さっきの事を思い出したのか、
あんまり楽しくなさそう…
『希ちゃん、今日は私のペンダント、希ちゃんに貸してあげる!みんなに会ったらいっぱい美味しいもの食べさせてもらおっか!』
私が笑顔でそう言うと、希ちゃんは安心したのか
希「ん!A〜…」
って言いながら私にぎゅっと抱き着く。
私も希ちゃんをぎゅっと抱き締めて、これから頑張るために元気をもらった。
『早く終わらせてお家に帰ろうね』
希「んぅ〜…A〜」
希ちゃんも安心したし、そろそろ約束の場所だ。
私は自分の心にまた大きな壁を作った。
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ちくわ(プロフ) - わあ(^^♪楽しみです!無理しないでくださいね(*^_^*) (2017年6月28日 21時) (レス) id: 667b15af66 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - ちくわさん» うわぁあああ!有難うございます!ガンガン更新していくので、これからも宜しくお願いします!(^o^) (2017年6月28日 19時) (レス) id: badf79450e (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 初めまして!(^^)!この話、とても泣けます!物語の進み方が最高です!応援してます!! (2017年6月28日 19時) (レス) id: 667b15af66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らん | 作成日時:2017年6月26日 15時