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あ、木兎に会ったこと言ってなかったけ…
『この前偶然会ったの』
…何か京治怒ってる？
何も言わないし…
『何に怒ってんの？』
赤葦「…別に怒ってないよ。何の話したの？」
…告られたなんて言う必要ないし、他は他愛もない話しかしてないな。
『…別に？久し振りの再開だったから昔話とか今の話しただけ。…てか何でそんなこと赤葦に言わなきゃなんないの？』
少し怒っている様に尋ねてくる京治にイラっとして、つい私も怒った様に言ってしまった。
赤葦「…Aだって俺に希ちゃんの事黙ってただろ。」
『はぁ？だから私言ってんじゃん。もう手伝わなくていいって。』
赤葦「別に手伝わないとは言ってない。勝手に決めつけんなよ。」
『…ほんっとにさぁ、さっきから何キレてんの？意味わかんねんだけど。』
どんどん京治との言い合いがヒートアップしていく
お互い言葉使いも荒くなって、大声になってった。
赤葦「だから怒ってないって言ってるだろ！俺はただAの事が知りたいだけだ！」
『私は最初に構うなっつったじゃん！勝手に踏み込んできたのはそっちだろ！』
希ちゃんの存在を忘れて、京治との言い合いに夢中になっていると
希「……うぅ〜…うあああああああああん！！！」
とうとう怖くなったのか希ちゃんが大声で泣き始めた。
『！！ごめん希ちゃん！もう大丈夫だよ〜、大きい声出して怖がらせたよね、ごめんね〜』
私は希ちゃんを抱っこしながら落ち着かせる。
もうこのまま京治と居ても喧嘩するだけだな。
『…赤葦、そろそろ時間だから先行って。』
赤葦「…一緒に行く。」
はぁ、本当にもーうざい。
『無理。赤葦と居てもどうせ喧嘩になる。もうこれからは本当に構わないで。朝も来なくていいから。早く待ち合わせ場所行けば？』
赤葦「…Aごめん、俺が勝手にイラついてAに当たったのに怒鳴ったりして…だから一緒に先輩たちのとこまで行こ…？」
いい加減にしてよ。
『…あのさぁ、本当にしつこい。私に構うなって言ってんだろ。もうまじで無理だから。希の事見て赤葦の事恐がってんの分かんないの？』
赤葦「…っ、分かった、先行ってる…」
そう行って会社を出て行く京治。
やっぱ最初から受け入れてた事が間違いだった。
何考えてんのかも全然分かんないし。
きっともう私達完全にすれ違ってる。
やっぱり今の私には希ちゃんが居てくれればいい。
希ちゃんが受け入れるなら私も全部受け入れる。
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ちくわ(プロフ) - わあ(^^♪楽しみです！無理しないでくださいね(*^_^*) (2017年6月28日 21時) (
レス) id: 667b15af66 (このIDを非表示/違反報告)
らん(プロフ) - ちくわさん» うわぁあああ！有難うございます！ガンガン更新していくので、これからも宜しくお願いします！(^o^) (2017年6月28日 19時) (レス) id: badf79450e (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 初めまして!(^^)!この話、とても泣けます！物語の進み方が最高です！応援してます！！ (2017年6月28日 19時) (レス) id: 667b15af66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らん | 作成日時：2017年6月26日 15時
