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翌朝、いつものように自分の教室に入ると隣の席の元気な彼が話しかけてきた。
木兎「へいへいへーい!!!
Aおっはよー!!!」
『もー、木兎朝からうるさいよ〜……
なんてねっ!おっはよーーー!!!!!』
木兎「Aの方がうるさいっ!!」
木兎にうるさいって言われたっ………!!
と、心の中でショックを受けていると今は聞きたくないと思っていた人達の声が聞こえてきた。
こころ「木兎先輩!!部室にジャージ忘れてたので持ってきました!!」
赤葦「木兎さん、毎朝忘れ物して俺たちが届ける面
倒も考えてくださいよ。」
落ち着いて、平常心、平常心。
『あ!こころに京治!朝練お疲れ様〜、そしておっはよ〜!』
赤葦「Aおはよ」
こころ「お姉ちゃんおはよっ!もーっ、木兎先輩ってば毎日忘れ物するんだよ〜??」
困っちゃうよね〜〜
なんて言いながら京治の方を笑顔で振り向いているのを見て、
あぁ、本当に好きで仕方がないんだな。
って思った。
そして私は妹の幸せを応援すると決めたと同時に
自分の初恋が終わる覚悟をした。
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作者名:らん | 作成日時:2017年6月21日 8時