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京治と体育館の中に戻ると、皆さっきの後で戸惑っているような感じだった。
『ごめん皆!!赤葦が私の背中にでっかいムカデついてるの見つけたらしくて外でとってくれたの!』
そしたら皆
そっか〜!
大丈夫〜!?
など色んな言葉をかけてくれた。
赤葦も本当の事話して部活に支障が出たりするの嫌だよね。
私も迷惑はかけたくない。
音駒の皆のところに戻るとそろそろ帰るらしく
皆自分の荷物をまとめたりしていた。
『皆今日はお疲れ様!素敵な試合見せてくれてありがとう、本当にすごかったよ!また会う事があった時はよろしくね!』
黒尾「いやいや、俺たちの方がありがとうだよ、
マネの仕事急だったのにやってくれてサンキューな」
研磨「スポドリ…美味しかったよ、ありがとう」
夜久「今度会えたらマネのお礼するからな!」
『そんなのいいのに!!楽しかったから全然いいよ!今日は疲れてるだろうし帰り気を付けてね!』
皆と他にも話してさよならして
音駒の皆は帰っていった。
さて、私もそろそろ帰ろうかな〜
と思い荷物を持って出ようとするとこころに呼び止められた。
こころ「お姉ちゃん待って!私達もすぐ終わるから一緒に帰ろ!」
一緒にって事は京治もいるんじゃ…
まさかね、こころがわざわざ女の子と一緒に帰るようにするなんて事ないと思うし。
『いいよ〜、2人で帰ろっか!』
私がそう言うとこころはもじもじしながら
京治も一緒に帰りたいんだけど…いい?
ってさ、私に話したい事があるらしい。
なるほどね〜、
付き合ってるって言われるんだろうな。
ちゃんと祝福しよう。
大丈夫。
大切な妹と大切な幼馴染の恋を祝福できないわけがない。
『そっか!分かった!じゃあ久しぶりに3人で帰ろっか!校門で待ってるね!』
さて、落ち着こうか。
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作者名:らん | 作成日時:2017年6月21日 8時