なぜ？ ページ8
杏side
広間を出た鶴丸と私は、あいつがいると思われる倉庫の方へと向かった。
『ヴぉえーヴぉえー』
しばらく歩くと不気味な声を出しふらふら歩いているあいつがいた。
まさか本当に復活していたとは、、、
鶴「おい、、冗談だろ、、、」
鶴丸も少し怖がっている様子だった。
それも無理はない、だって鶴丸はこいつから皆を守ろうと自分を犠牲にしていたんだから
私が来たときも鶴丸が一番闇を抱えていた。
杏「下がって鶴丸」
私は鶴丸を守ろうと鶴丸の前に出た。
するとこいつは『づる、っる、、、る』と、かすれた声で必死に鶴丸を呼んでいた。
恐らく執着心の現れだと思われる。
その証拠に今こいつはまた不気味な声を出して私の方へ歩み寄ってきている。
私を鶴丸から引き離そうとしているのだろう。
なにをされるか分からない。
私の霊力ではこいつの膨大な霊力に敵うはずがない。
封印だってここの刀剣達の協力があってこそだ。
私は、ぐっと身構えた。
鶴「杏に触れるな！」
すると鶴丸はこちらに歩み寄ってきているこいつから私を守ってくれた。
鶴丸の手が震えている。
やっぱり怖いんだ。
鶴丸は怯えながらもこいつが復活した訳を問いただしていた。
私はそんな鶴丸の手を握りしめ、「答えなさい陽奈、」と、言った。
すると陽奈の様子がおかしくなった。
目の焦点があわなくなりやがて気絶した。
ﾄﾞｻｯ
陽奈が気絶した後、鶴丸は力が抜けたように膝をついた。
杏「大丈夫鶴丸？」
「嗚呼、すまない大丈夫だ。」と、青ざめた顔で鶴丸は答えた。
杏「さて、陽奈をどうするか」
ーーーーーーーーーーーーーー
鶴丸side
怖い、恐ろしい、
そんなことを思いながら歩いていると
あいつがいた。
鶴「おい、、冗談だろ、、、」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
陽「ねぇ、燭台切？今夜遊びましょう？」
燭「あ、うん、いいよ、、」
だれも傷つけたくない。
鶴「待て、俺が行きたい！」
陽「なんで？」
鶴「こ、この前の続きがしたい！いいだろう？」
陽「あー、いいわねそうしましょう。」
行為をするたびに自分がどんとん汚れていくのが分かる。
でもそんなのどうだっていい。
これで皆を守れるから、
ーーーーーーーーーーーーー
あいつを観てからの記憶はあまりない。
ただただ怖くてしかたがなかった。
あいつが気絶し、俺は力が抜けたように膝をついた。
嗚呼、格好悪い。
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海猫ライアー(プロフ) - 面白いです…！神様達の掛け合いが特に！！更新頑張ってくださいね！！ (2017年9月2日 13時) (
レス) id: 693a45f20e (このIDを非表示/違反報告)
クロりんご - とても面白いです！！更新頑張ってください！！ (2017年6月18日 22時) (レス) id: 1325570950 (このIDを非表示/違反報告)
来栖 - おもしろいです！とても大好きです、応援してますがんばってください ﾞ(｡_｡*)))(((*｡_｡)" (2017年4月5日 13時) (レス) id: 18cd0ae15f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅた | 作成日時：2017年3月26日 22時
