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「正気か!?魔法学校じゃぞ!」


レグロは止めようとするが、マッシュは「気持ちは人一倍強い」と語る。
この際、気持ちの強さは置いておいて


「またAとじいちゃんと平和に過ごしたいし」

『同意見です。平和に過ごすなら己の手で掴めということですね、やってやりましょう』

「ホント良い子すぎる……」

「それができないなら、ぶっ壊すしかないでしょ。グーパンで」

『はい。世界を壊す勢いでやります』

「いや…それはそれはそれで怖いんだけど……」





※会話文多め


「ところでお前」


ブラッドはAの方へ視線を向ける。
さっきからとあることに気になっていた。


「お前本当に魔法が使えないのか?」

『”魔法”は使えません、使えるのは”魔術”です』

「魔術………?」

『レグロさん、一応協力者であるなら、お伝えした方がよいのでは…』

「仕方ないか……」


Aはブラッドの方へ振り向き、真っ直ぐ背筋を伸ばす。


『私は人理継続保障機関 フィニス・カルデアの職員、
改め、ノウム・カルデアの職員の1人 A・アニムスフィアです』

「は……?」

「やっぱりこういう反応なんじゃよな……」

「つまり、どういうことだ?」

『レグロさんから聞いたお話では、私は異世界人ということになるんですかね?』

「恐らくは……」

「待て、待て待て待て!!”異世界人”なんて都市伝説じゃなかったのかよ!?」

「都市伝説だって」

『ツチノコと同レベルになってしまいました』

「ツチノコってなに?」

『私の故郷の未確認生物です』

「へー」

「危機感の欠如!!」

「なら、尚更バレるわけにはいかねぇ」

『強く言いますね。理由を伺っても?』


ブラッドの話によれば”異世界人”は昔現れたことはあるらしい。
しかし、話に信憑性もなく見たのも恐らく今生きている人間で誰一人としていないだろうとのこと。
またバグは早めに消すのがこの国。
魔法不全者と同じく消されるのが運命かもしれないと。


『ある意味恐ろしいですね』

「お前のために言ってるんだけど!?」

『まぁ、バレてもその時はその時です、念の為バレた時用の計画は立てておきます』

「本当に大丈夫かよこいつら……」

「うーん、良い子達なんじゃがなぁ……」

「Aちゃん、シュークリーム食べよ」

『ではお茶をお淹れします』

「「 危機感の欠如!! 」」


少し仲良くなっていた彼らであった……(?)

もう1人のマスターと不思議な迷路→←・



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天どん(プロフ) - アカツキさん» わぁぁぁあ😭😭😭ありがとうございます!!「面白い」という言葉だけで寿命が伸びてます😭😭😭少しずつですが頑張っていきます!! (3月31日 19時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - この作品すごく面白いです!!更新頑張ってください (3月31日 19時) (レス) @page2 id: f577ddf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - 紅琥珀白桜さん» ありがとうございます!!この作品と出会ってくれたことと一気に読んでくれたことに感謝いっぱいです😭少しずつの更新ですがよろしくお願いいたします!! (3月31日 16時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
紅琥珀白桜(プロフ) - 今日見つけて一気見しました、面白かったです!更新待ってます! (3月26日 23時) (レス) id: ec130343fe (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - なめこ汁さん» ありがとうございます!本当に少しづつになっていますが頑張っていきますので何卒!! (3月23日 11時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天どん | 作成日時:2024年1月8日 0時

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