もう1人のマスターと人形の魔法使い ページ28
「君たちが1年で金の
「はい。そうです」
『………』
「君たちはなぜ神覚者を目指す」
編入試験で面接でウォールバーグ校長からも言われた。
この言葉。
前も今も二人の理由は決まっていた。
＿＿＿家族と平和に暮らすため
「……素晴らしいね。でも間違っている」
神覚者とはこの世界を創る人間。
文字通り神の使いに等しい。
創造主の思想としてあまりに弱々しいと青年は思う。
『では、貴方はなぜ神覚者を目指すのですか？』
「僕はこの世界を本来の姿へ戻す」
人間はなぜ栄えてきたのか。
弱い種から奪い利用し貪ってきたから。
だが、今の社会はどうなのか？
弱者の保護。真の平等。慈悲の心。
「戯言だよ」
世間は目をつむり真実を見ようとしない
「我々の本質は獣だ」
人間社会においても弱きは奪われ利用され、淘汰されるべき。
青年は考える。
我々のような高次な存在だけが栄えていく。
それが自然の理。
「つまりそれはアナタも平和に暮らしたいってことですか？」
これには傍にいたほかの
「その発言敵意と受け取ろう」
「そんなつもりじゃないです、ごめんなさい」
「なら今、金の
「？あげませんけど」
『…同感です』
「そうか……まぁ、君たちに拒否権はないけど」
その瞬間、マッシュの目の前に蹴りこんでくる人形、Aの後ろには首元に剣を向けてくる仮面の者。
「動かないでください、動けば刺さりますよ」
『……そうですか。じゃあ…遠慮なく』
剣を持っている手首を逆手で掴んだかと思ったら、思いっきり捻る。
痛みで思わず身体が硬直すれば下へ滑り込み、掴んでいる手首を鉄棒の棒みたいに支柱にして一回転する。
後ろへ回った瞬間、仮面の者は反射で動く。
Aが蹴りを入れたかと思ったが、瞬きした瞬間、目の前にいたはずなのに仮面の者は人形を持った青年の後ろにいた。
「っ…！」
「大丈夫かい、アビス」
「はい。申し訳ありません」
「いや構わない。どうやら彼女相当の強さだね」
『(…瞬間移動………いや、恐らく速度かなにかの魔法)』
Aが1歩踏み出した瞬間、大きな人形が現れる。
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天どん(プロフ) - アカツキさん» わぁぁぁあ😭😭😭ありがとうございます！！「面白い」という言葉だけで寿命が伸びてます😭😭😭少しずつですが頑張っていきます！！ (3月31日 19時) (
レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - この作品すごく面白いです！！更新頑張ってください (3月31日 19時) (レス) @page2 id: f577ddf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - 紅琥珀白桜さん» ありがとうございます！！この作品と出会ってくれたことと一気に読んでくれたことに感謝いっぱいです😭少しずつの更新ですがよろしくお願いいたします！！ (3月31日 16時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
紅琥珀白桜(プロフ) - 今日見つけて一気見しました、面白かったです！更新待ってます！ (3月26日 23時) (レス) id: ec130343fe (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - なめこ汁さん» ありがとうございます！本当に少しづつになっていますが頑張っていきますので何卒！！ (3月23日 11時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天どん | 作成日時：2024年1月8日 0時
