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※どんな感じなの！？執務室ってこんな感じなの！？と原作6巻までしか読んでない作者が書いてます。
カルドは魔法人材管理局の自室で、先程少女から譲ってもらった蜂蜜を見て微笑む。
それを見たある部下は嬉しそうな上司の姿に「何かあったんですか？」と声をかける。
「優しい子が蜂蜜を譲ってくれたんだ」
「ああ、お使いの女の子ですか？」
「お使い……多分あの子そんなに小さくないと思うけど」
「え？でも話題になってましたよ！カルド様がお使いなのか迷子なのかわかんないけど、子供を助けてた！って」
「色々脚色されてるね、助けてもらったのは僕の方だけど」
カルドはさっき部下が言っていた言葉を思い出す。
【迷子】という表現は遠くない表現だった。
「(僕に蜂蜜を渡す時、表情は変わらなかったけどどこか懐かしむようにも見えたな…手も少し震えていた)」
まるで自分を誰かと重ねているようだった。
「……今度は”僕”を見てもらえると嬉しいな」
カルドは一人少女のことを思い薄く微笑む。
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■■■■年■■月■■日(■)
「体調はどう？Aちゃん」
『…特に、変わりは……ありません』
「………そっか。今日はエミヤに頼んでリンゴをすりおろしにしてもらう？」
『はい……ありがとう、ございます』
空のような海のような深い青色の瞳の青年は、己の後輩に向け優しい笑みを浮かべる。
同じ包帯だらけの手は少年少女には似つかわしくないひど痛々しかった。
「Aちゃん、俺ね。いつか…………」
「Aちゃん」
聞きなれた声にAは目をゆっくりと目を開く。
いつの間にか椅子に座ったまま、眠ってしまっていたようだ。
目の前には不思議そうな表情を浮かべるマッシュの姿が。
「大丈夫？」
『……はい、大丈夫です』
授業はいつのまにか終わっていたようだ。
珍しく居眠りというものをしてしまった。
『美味しい蜂蜜買ってきたので、それでシュークリーム作りますね』
「やった。Aちゃんのシュークリームはレアだからね」
マッシュは片手に教科書を持ちながら、もう片方の手はAへ差し出す。
その姿にいくつもの記憶が重なる。
「行こう」
『はい、マッシュさん』
青年らしい少し角張った掌の上に黒い手袋に覆われた小さな手がのる。
二人はそのまま寮のキッチンスペースへ向かった。
・・・
なんかいつのまにか順位ついててびっくりしたし多くの人に読んでもらってました！！！
本当にありがとうございます！！
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天どん(プロフ) - アカツキさん» わぁぁぁあ😭😭😭ありがとうございます！！「面白い」という言葉だけで寿命が伸びてます😭😭😭少しずつですが頑張っていきます！！ (3月31日 19時) (
レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - この作品すごく面白いです！！更新頑張ってください (3月31日 19時) (レス) @page2 id: f577ddf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - 紅琥珀白桜さん» ありがとうございます！！この作品と出会ってくれたことと一気に読んでくれたことに感謝いっぱいです😭少しずつの更新ですがよろしくお願いいたします！！ (3月31日 16時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
紅琥珀白桜(プロフ) - 今日見つけて一気見しました、面白かったです！更新待ってます！ (3月26日 23時) (レス) id: ec130343fe (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - なめこ汁さん» ありがとうございます！本当に少しづつになっていますが頑張っていきますので何卒！！ (3月23日 11時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天どん | 作成日時：2024年1月8日 0時
