もう1人のマスターと魔法界【MASHLE】【Fate/GrandOrder】

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※ルーン文字は調べながら書いているのでもしかしたら違うかもしれません！！



それ以降もAとマッシュは降りかかる試験を突破していった。
ルッチはイラつきと焦りが出てきていた。

次の試験として地面から出てきたのは巨大な迷路だった。
もちろんただの迷路ではない。
中には様々な罠が仕掛けており、制限時間は30分とされた。
時間内にゴール地点に居た者が合格とされた。


『分断されました』


Aはポツン、と1人空を見上げた。
マッシュのことが心配ではあるが彼自身、ポテンシャルも高いため合格はするだろうと内心どこか思っていた。

だとしたらAがやることはひとつ。


『ᚺ(ハガル)、ᚾ(ニイド)、ᛜ(イング)』


1つずつルーン文字を刻んでいく。
それぞれ、魔除け、守る、目標の達成という意味がある。

また近くにあった小石を拾い、ᚱ(ラド)と指を滑らせていく。
探索の意味もあるᚱ(ラド)で迷路に仕掛けられた罠にも引っかからずすいすいと進んでいく。

しばらくすればゴールのように作られた大きな出口があった。
思いのほか早く出てきたAを見てルッチは顔を歪めながら「合格だ」と舌打ちしそうな表情で言ってきた。

Aは特に顔色も変えず、ぺこりと小さく頭を下げて人がいなさそうなスペースに立った。
辺りを見回してもマッシュの姿はないため『もう少しかな』と彼を待っていた。

見回す時に水色の髪の青年がこちらを凝視してきたが、基本的にAは気にしないため放っておいた。



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制限時間がそろそろ迫る中、Aもマッシュを待っていたが工事現場のような音が聞こえ思わず『あっ』とこぼした。

数秒経たないうちに迷路の壁を壊しながら出てきたのはマッシュと金色の髪にカチューシャを付けた少女だった。


Aはすぐさまマッシュの所へ小走りで近寄った。


『お疲れ様です』

「なんとか突破できましたな」

『はい、無事に合格です』


そして、Aは幼少期からマリスビリーによって教育を受けていた。
そのため彼女は頭のネジは少々飛んでいた。

それを見ていた眼鏡をかけた博識しうな老人は笑みを浮かべた。


「なかなか面白い子たちじゃ」



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アニメ マッシュルの【神覚者候補選抜試験】最新話を見て興奮冷めやらぬ天どんです……。
早く七魔牙や神覚者達と絡ませたいよ……！(遺言)
FGO感溢れる感じにしていきたいよ！！

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