もう1人のマスターと鍛え抜かれた筋肉 ページ2
ここは魔法界
みなが当たり前のように魔法を使い、当たり前のように魔法が日常にある世界
魔法は神から与えられたものとされ、魔法の巧拙によって身分が決まるそんな世界
そんなこの世界の深い森の中に、この世界とは相反する存在の少年少女はいた。
「筋トレ後のシュークリームは格別である」
・
・
・
『レグロさん、お茶をお淹れします』
「おお…ありがとうな、A」
彼の名はレグロ・バーンデッド。
息子、娘と3人暮らししているシックでエレガントな75歳。
彼はこの歳になると大概のことではイライラしなくなると考えていた。
なぜなら積み重ねてきた経験がストレスを対処する方法を教えてくれるから
＿＿ガタガタガタガタガタガタガタガタ、シーン
バキッという明らかに破壊された音と共に家の中に入ってきたのはマッシュ・バーンデッドだ。
「あ、じいちゃん、Aちゃん。ただいま」
『おかえりなさい。マッシュさん』
「なんでドア壊して入ってきてんだマッシュ！！」
マッシュ本人は「押戸か引き戸か分からないためなんとかしようとした」と話す。
結果的に壊れてしまったが。
『マッシュさん、壊した際に怪我は？』
「ないよ。大丈夫」
『なら良かったです。レグロさん、よろしければ新しい扉をお作りします』
「お、おお…ならお願いするぞ」
『はい。
手元に魔力を集中させ作られたのは先程の扉とそっくりの扉だった。
『壊してしまった扉は薪にしませんか？』
「うん、それがいいね。ありがとう」
『いえ』
Aは扉を取り付け、マッシュは後で割ろうと扉を端に寄せた。
マッシュはレグロに謝る。
「ごめん、じいちゃん」
「う、うん………まぁ、うん」
あまりにもマッシュが悪意もなく素直すぎるためレグロも怒れずにいた。
扉を取り付けてきたAも戻り、マッシュに優しい言葉をかける。
『次からは押戸か引き戸か確認してから開けましょう。私も同伴します』
「ありがとう…Aちゃん」
お互いに素直で優しい息子娘にレグロは目を瞑った。
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天どん(プロフ) - アカツキさん» わぁぁぁあ😭😭😭ありがとうございます！！「面白い」という言葉だけで寿命が伸びてます😭😭😭少しずつですが頑張っていきます！！ (3月31日 19時) (
レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(プロフ) - この作品すごく面白いです！！更新頑張ってください (3月31日 19時) (レス) @page2 id: f577ddf0c2 (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - 紅琥珀白桜さん» ありがとうございます！！この作品と出会ってくれたことと一気に読んでくれたことに感謝いっぱいです😭少しずつの更新ですがよろしくお願いいたします！！ (3月31日 16時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
紅琥珀白桜(プロフ) - 今日見つけて一気見しました、面白かったです！更新待ってます！ (3月26日 23時) (レス) id: ec130343fe (このIDを非表示/違反報告)
天どん(プロフ) - なめこ汁さん» ありがとうございます！本当に少しづつになっていますが頑張っていきますので何卒！！ (3月23日 11時) (レス) id: bd657ac435 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天どん | 作成日時：2024年1月8日 0時
