45話 ページ48
Noside
開始から15分……
伊達チーム21失点
水澄チーム22失点
「どうだ？畦道」
「効いてるっすよ。あのカオ。間違いなく
おらたちずっと威嚇してますから、疲れてます」
その言葉に水澄は「全然分からない」と呟く
王城の攻撃に紙一重に避ける。
一瞬姿勢が低くなった水澄は威嚇かと思われたが、重心が前にあるため本気で掴みに行くと判断した。
しかしその横からも畦道と伴が来た。
それに気づいた王城は後ろへ下がる。
「「 あっ…… 」」
「!?」
しかし勢いのままぶつかった彼らに王城は戸惑いを隠せなかった
昨日のボーリングにてある技術が畦道に備わっていることがわかった
それは自分の頭から爪先までどこがどの位置にあるか把握できること。
それは自分にだけでなく周りにも使えることが理解した
「(僕まで感覚を伸ばして……)カバディ…」
ラインギリギリまで戻ったが今の王城は誰も触っていないため、このまま戻ったら無得点となる。
しかしラインを超える寸前で足は止まった。
ただ1人攻撃を続け残りのキャントも少ない状態で…未知の脅威へと踏み込む。
「ミスミ先輩!!来ます!!」
『(やっぱり畦道君に動きが読まれてる。
“カウンター“で水澄をいなし2人の支援を遅らせようとしたがその寸前で水澄は止まった。
それを狙っていた畦道は足を掴む
しかしそれすらも王城は“カウンター“ではね返す
「(いっそ……いない方がマシなんじゃって……情けない守備ですみませんでした。
これからはあなたを倒せるこの力で借りを返します!!)」
王城は倒されたかに思われたが、敵陣が近くまでいたため、自力で戻る。
それを水澄は止めようと踏ん張るが、王城の指先はラインを超えた。
「京平。意地の勝負にまでもつれ込むとは思わなかった。」
「(意地……技術だけじゃなくて意地でも……くそっ、ダセー!!)」
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巫和泉(プロフ) - ゆるふわ犬さん» ゆるふわ犬さん。いつもありがとうございます！コロナ禍でお互い大変かと思われますが、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください！これからもよろしくお願いいたします┏○┓ (2021年4月18日 14時) (
レス) id: c314aa38cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわ犬(プロフ) - 巫和泉様、この度は新作を作ってくださってありがとうございます！巫和泉様の神作全て拝読しております！コロナ禍で大変なご時世ではありますが体調に気をつけてお過ごし下さい。続きをお待ちしております！ (2021年4月14日 22時) (レス) id: bd276433d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫和泉 x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 22時
