31話 ページ32
Noside
「(1対1でこの人を倒せんべか!?こんなデカくて速い人＿＿＿)」
しかし奇しくも、畦道をリラックスさせたのは＿＿＿＿巨大な敵
つまり、宵越だった。
「(こりゃいつも通りだ!!)」
「カバディ……カバディ……」
長い鞭のような腕を下に避ける。
「戻ったな。いい動きだろ？」
背が低いというのはリーチが短い弱点もあるが、重心が据わっていて小刻みな動きに強い。
何より低い位置の敵はタッチが容易ではない。
標的は1人、高谷は奥で戦うことになる。
この状況、例えるなら”居合い”。
お互いに一撃必殺、助けは来ない。
『(慶君はこの状況を想定した練習をしていた。何回も、何回も)』
高谷の攻撃を弾いた畦道は脚を掴む
しかし、次に感じたのは重さがなくなったことだ。
何故かと思い見ると高谷は自ら跳んで来ていた。
畦道の身体を脚で蹴ってから自身は自陣に戻った。
「奏和攻撃成功!!」
「”ローナ”2点もいただきまーす♪」
奏和:高谷攻撃成功
タッチ1点＋ローナ2点＝3点獲得
能京5名 全滅
「すげえ対応だべ……完全に予測してたっすよね……」
「モチよ。いっぱい練習したろうなーって感じの鋭いキャッチだった。だから避けずに沈めたんだべ。オッケー？」
「……だべ」
「悪くなかったケド、アレにやられるようじゃ……まだまだ二流だよ」
その言葉に宵越はまたもやキレかけていた。
『高谷煉………さすがに一流だね。』
「うん。こっちの得手をあえて潰して力の差を見せるか……」
能京、全滅により追加で2点失点したものの全員が復活………守備に欠けのない新品状態。
しかし…………
「ドボン♪」
メンバーの精神は……深く沈められた。
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巫和泉(プロフ) - ゆるふわ犬さん» ゆるふわ犬さん。いつもありがとうございます！コロナ禍でお互い大変かと思われますが、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください！これからもよろしくお願いいたします┏○┓ (2021年4月18日 14時) (
レス) id: c314aa38cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわ犬(プロフ) - 巫和泉様、この度は新作を作ってくださってありがとうございます！巫和泉様の神作全て拝読しております！コロナ禍で大変なご時世ではありますが体調に気をつけてお過ごし下さい。続きをお待ちしております！ (2021年4月14日 22時) (レス) id: bd276433d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫和泉 x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 22時
