16話 ページ17
Noside
「じゃあ
「うす!!」
宵越は守備で1人になった時でもいいように守備の感覚を掴みたかった。そのため、井浦が攻撃の時1人前に出る
「あいつ……!!また1人で………」
「(協力を否定する訳でなない……ただ、俺が1人になった時…なにも出来ずに足を引っ張るのはごめんなんだ)」
「カバディ……(何がなんでも倒したいって顔だな)」
『(でも、カバディの1対1は
しかし、どれだけ井浦が攻撃を仕掛けても宵越は全て避けきる。一旦引こうとした井浦を宵越は慌てて止める。
「守備練で俺が倒せんのはお前しかいねーんだよ!!」
「んな事言ったって
「俺は倒す感覚を掴みてーんだ!!勝つために!!必要なことじゃねーのか!?」
一瞬、皆が呆気に取られるが井浦は苦笑いを浮かべる。
井浦の言う”今できることだけ考えて”とは今持ってる能力を伸ばしてくれという意味だった。
「能力つったって守備じゃタッチかわすことぐらいしか……」
「この距離でもかわせる？」
「あたりめーだろ!!誰だって……」
その問いに彼は振り返るが、畦道は全力で首を振り返るが、伊達は手でバッテンを、水澄は片手で振る。全員顔には”無理”とかいてある。
3人の様子にAは苦笑しかなかった。
コート外にいた彼女は宵越に聞く。
『いつもどうやって避けてる？』
「そ……そりゃ敵をよく見て……何となくサッと……」
「言えないでしょ？」
『才能を秀でた能力を人に語るのは難しい。宵越君の場合”回避の目”。それに見合う”速さ”。』
しかし、回避だけでは点にはならない。
けれど、もしも残り1分、1点差で勝っている試合。敵は攻撃手1人、守備は減って1人。
敵は何としても宵越をタッチして1点とりたい。しかし、触れず、触れず、タイムアップとなる。
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巫和泉(プロフ) - ゆるふわ犬さん» ゆるふわ犬さん。いつもありがとうございます！コロナ禍でお互い大変かと思われますが、体調をくずされませんようお元気でお過ごしください！これからもよろしくお願いいたします┏○┓ (2021年4月18日 14時) (
レス) id: c314aa38cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆるふわ犬(プロフ) - 巫和泉様、この度は新作を作ってくださってありがとうございます！巫和泉様の神作全て拝読しております！コロナ禍で大変なご時世ではありますが体調に気をつけてお過ごし下さい。続きをお待ちしております！ (2021年4月14日 22時) (レス) id: bd276433d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巫和泉 x他1人 | 作成日時：2021年4月10日 22時
