【幼馴染のハンビン君 ２】

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Aside


遊園地に着いたのは朝の10時。
昨日ワクワクしてねれなかったから、2人で電車の中で寝ちゃって降りる駅になって慌てて飛び起きた。

「さっきは危なかったね〜」

蓮「だな〜」

「蓮くん何乗る？」

蓮「別に何でもいいよ」

「ジェットコースター行こうよ！」

ジェットコースター3回乗ったら、
待ち時間が長かったからあっという間にお昼を過ぎてた。

蓮「昼飯食べない？腹空いた」

「うん！ホットドッグ食べたい〜」

蓮「じゃあ俺買ってくるからここ座って待ってて」

「大丈夫？？運ぶの大変だったら電話してね」

しばらく待ってると蓮くんがホットドッグと
ジュースを持ってやってきた。
すると周りに座ってた女の子達が
『あの人かっこいいね〜』って声が聞こえて来た。

今日だけじゃない。さっきジェットコースターに並んでた時もヒソヒソ聞こえて来た。
蓮くんはその声に気づいてなくておしゃべりに夢中
だった。
やっぱりかっこいいんだな蓮くんって。
改めて認識した。

蓮「お待たせ」

「ありがとう！重くなかった？」

蓮「これくらいどうって事ないよ」

「かっこいいこと言うね」

クスって笑うと何いってんだよって照れる蓮くん。
今日はいつも以上に優しい。
その後もメリーゴーランドに乗ったり、
他の乗り物にもたくさん乗って、たくさん喋った。

「楽しいね〜！蓮くん」

蓮「だな」

メリーゴーランドが思ってたよりも早くて、
めちゃくたゃたのしい。
カップケーキの乗り物にも乗ったし、
遊園地の乗り物全部入った。

2人でおやつにしようってクレープを食べてると
遊園地の中央にある大時計が鳴った。
6時の合図だ。

「蓮くんもう6時になっちゃった」

蓮「帰りの電車もあるし、もうそろそろ出ようか」

「そうしよっか」

蓮「最後にさ、観覧車乗りたいんだけどいい？」

「うん！今日は私の乗りたいものばっかついて来てくれたし！前に来た時も乗ったよね」

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