38 ページ38
あ、あともうちょっとで見えそう。
ズボンに足を通してあるからあとは、お尻に通すだけ、、、
『ゴクリ...』
唾を飲み込んだ時だった。
『あ...』
A『コラー‼‼‼』
Aがパッと振り返ったから目があって、見てるのがバレて物凄い顔で怒ってきた。
A『見ちゃだめって言ったじゃん！なんで見るのよ！』って言いながらバシバシ叩いてくる。
『ごめんごめん‼ なんも見てないから』
A『嘘つき！パンツ見たでしょ！どこから見てたの？』
『ほんとに見えてないってば〜！パーカーで隠れて見えてなかったって』
事実ほんとうに見えてないんだから。
見たかったけど。
そのあと説明してもプリプリ怒ってたから
好きなデザートもう一つ買ってやるって言ったらやっと許してくれたのか、いつのまにか機嫌も直ってた。
2人で変装して歩いて近くのコンビニまで行って、
お菓子とご飯と飲み物を買ってジュネから借りたビデオを見て過ごした。
またお腹が痛くないか心配だったけど、薬がよく効いててまた痛いって言うことはなかった。
映画を3本見終えたらいつのまにか9時を回っていた。
A『明日、新年だね』
そういえば今日は12月31日。
Aにケーキを与えて目の前で食べてもらえらば俺は最高の新年だけどな。
『どうする？何かケーキでも買ってお祝いする？？』
A『ダメだよ。年越しは家族と迎えなきゃ』
『でも、Aは？両親帰って来れんの？』
A『うん！帰って来れるみたいで、大丈夫』
Aの両親が帰ってきてAが1人じゃ
なくなるなら俺はそれでいいけど。
『でもうち明日から父方の実家帰るらしいから俺行かないし1人ぼっちなんだけどな〜』
A『ハンビンは帰らないの？』
『うん。年末会社に挨拶行かないとだし』
A『あの、実はうち年末帰って来れないの』
やっぱり。
Aの親は毎年年末年始は家にいない。
海外勤務だから2人とも忙しくて帰って来れないから、毎年Aの部屋で過ごしてたから、
今年も多分そうだと思って元から明日は開けてた。
Aの事だから自分に付き合わせられないって思ったんだろ。
『じゃあ2人ですごそう。
ケーキ買って美味しいもの食べような』
A『うん！楽しみだね』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
gnamin(プロフ) - 最高です！ (2019年8月28日 18時) (
レス) id: 471cf06880 (このIDを非表示/違反報告)
ノエル(プロフ) - ウジン「ねぇ、あれって、」 「え？」 ウジンが指をさす方を見たら、 B.I (2018年12月20日 14時) (レス) id: 637c8a3b3d (このIDを非表示/違反報告)
ジヨン - 続きが気になります！ハンビンと結ばれますように...笑 (2018年10月8日 2時) (レス) id: 472d6af8db (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヌンドゥドンイ | 作成日時：2018年5月8日 20時
