【ツイステ】俺は貴方の子犬です (ページ18)

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この感情は... ページ18

エース「A！大丈夫か？」

一時間休んで6限目に教室へ戻るとエースとデュースとユウとグリムが一番に向かえてくれた

...もちろん、エースの首にはまだ首輪(？)がついている

A「朝聞かなかったが、その首輪はなんなんだ？」

エース「んー？タルト食った」

A「...？」

ユウ「僕のときも説明不足だったよね。それだけじゃ分かんないって」

エースはしぶしぶ話し始めた

エース「昨日の夜に小腹が空いたから寮のキッチンに行ったら冷蔵庫にタルトが冷やしてあったんだよ」

A「それを食べたと...？」

エース「それだけだよ！」

デュ「だからそれはお前の自業自得だろ？」

エース「それでタルトを返さないといけないってことになってさぁー。今日の放課後！一緒にきてよー」

A「はぁ。仕方ないな」

エース「やりぃ！」

放課後＜学園裏の森＞

A「こっちにマロンタルトの材料の栗があるのか？」

エース「トレイ先輩が言ってたからそうだとおもう...」

グリム「おわー！本当にたくさん栗が落ちてるんだぞ！これだけあればマロンタルトが食べ放題...」

グリムが栗を見つけたらしい

グリム「あいでっ！」

ユウ「グリム！」

栗の棘が肉球に刺さったらしい。グリムが悲鳴をあげていた

デュ「拾ったものを入れるカゴかバケツが欲しいな」

エース「植物園の中にどっちも有りそうじゃね？」

植物園へ向かってみることにした

＜植物園ー温帯ゾーン＞

A「思っていたより広いな...」

全員で手分けして探すことにした

A「こっちには無いか...」

「いって！」

ユウ「すみません！」

ユウとグリムが向かったほうから声が聞こえてくる

本当にあの二人は何かに巻き込まれやすいな

A「ユウ、またグリムが何かしたのか？」

ユウ「あ、A...」

「あ？」

獣人属の先輩らしき人がとても不機嫌そうにこちらを見た

「俺は今こいつらと話してる途中だ。お前は引っ込んでろ」

また先輩に絡まれるのか...と思ってユウとグリムを救うためにその先輩に近寄ると...

バチッ

「痛ってぇ！」

いきなりその先輩が何かに弾かれたように後ろへ下がった

グリム「何が起きてるか分かんないけど、ユウ！A！早くずらかるんだぞ！」

ユウが先頭に走り出す

...もしかして、さっきご主人が何かしたときの物か？

走りながら首輪を触る

どういう感情かは分からないけれど、にやけが止まることは無かった