一年の奇跡 (ページ23)

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まあなんだかんだ手伝っちゃう私も私だ

JH「そーいえばそろそろテストあるから、Aまた数学教えてくれよ」

A「はーめんどくさいけど、私も英語教えてほしいと思ってたし仕方ないわね」

実は仲良くなってすぐ、ジェヒョンに英語は得意だが、数学が苦手ということを知った。
私はジェヒョンと逆で、数学は得意だが英語は苦手だったので、こうして教え合うようになったのだ。

JH「はは、やった〜」

A「またえりとウィンウィンくんも誘ってでいいよね？」

JH「もちろん、今週日曜俺の家って伝えておいて」

A「はいよ〜」

ウィンウィンくんはジェヒョンの小学校からの友達で、ジェヒョン経由で私も仲良くなった。
ジェヒョンの男っぽい顔とはまたタイプの違うイケメンだ。
(やっぱり類は友を呼ぶんだな〜)

JH「お〜ついたついた」

A「あー疲れた(ギロッ)」

JH「なんだよー睨んでも何も出ないぞ〜」

毎日こんなふうにいがみ合ってるけど、なんだかんだジェヒョンとは気が合うし、私、ジェヒョン、えり、ウィンウィンの4人は学年でも仲のいい方だ。
ウィンウィンくんだけクラス違うのが残念なところだけど笑

JH「ほら、これ」

ポンッ

A「え、イチゴオレ？」

JH「ん、A好きだろ。手伝ってくれたお礼」

A「え、さっき何にもないって」

JH「お、じゃあいらないのか」

A「いやいるいるいる、ごめんってありがとう笑」

JH「ははは、じゃあな」

(ちょっとドキッとしちゃったじゃんばか)