継子と朗報 ページ41
「カァー！カァー！」
『あれは…炭治郎さんの所の…』
任務の帰り。屋敷に戻ろうと歩みを進めたところ、頭上を一羽の鴉がくるくると旋回した。
鎹鴉だ。名前は確か…天王寺松衛門。
足に付けられた手紙を受け取り、鴉をひと撫でしてやれば、そのまま彼はばさばさと羽ばたいて行った。
それを見届けつつ手紙を開けば、炭治郎さんの綺麗な字が目に飛び込んでくる。それを目で追いつつ、認識した言葉を小さく読み上げた。
そこには、訓練が上手く行っていること、全集中・常中を習得できたこと、そしてカナヲさんに勝てたということが記されていた。
『〜！そっか…！炭治郎さん、習得出来たんだ…！』
手紙を太陽にかざして、文字を今一度確認した。うん、見間違えていない。全部、本当のことだ。
「カァ。」
『！出雲丸。手紙運んでくれるの？』
「カァ！」
『ふふ、ありがとう。じゃあ、早く屋敷に帰らなきゃね。
炭治郎さんにお返事書かなきゃ。』
舞い上がる心を抑えながら、もう一度その足を動かし始める。
『明日は早朝から蝶屋敷に…否、流石にそれは迷惑だよね……』
それに、最近は何だか師範の機嫌が悪い。何があったのかは分からないけど、早朝から屋敷を発って師範を一人にするのには少々気が引ける。
どちらにせよ、幸いにも明日は休みが貰えてるのだから、そんなに急ぐ必要は無い。昼頃に顔を出せばいい。そうだ、そうしよう。
そんなことをつらつらと考えながら、今度こそ私は帰路についたのだった。
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ぴえんはけつの穴 - ぐええええ…ここで更新とまってるじゃないですかああああ！！！こんなに面白いのに放置するのもったいないですよおおおお！！！だって作者様すっごい文才あるじゃないですか！！！ヘ(゜ο°;)ノ続きが読みたいですうううううう！！！！ (10月30日 11時) (
レス) @page42 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
麗葉 - 続きが読みたいですぅぅ！！むいくん尊すぎます(*^^*) (7月11日 5時) (レス) @page43 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - なん……なんてところでお終わるんだ………ええええええん続きを！！！！お恵みください😭😭😭お気に入り登録して待ってますカラァァァ！！！！ (6月3日 10時) (レス) @page43 id: 582aff8f8e (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 面白いです!!続き早く読みたいです!!よろしくお願いします!! (2021年1月24日 17時) (レス) id: 7e4844db49 (このIDを非表示/違反報告)
すぺーーーーる(プロフ) - 凛さん» 自分の作品にそう思っていただけていると思うとすごく嬉しいです！キャラの特徴を掴んだ上で、私なりに彼らを表現していきたいと思っていますので、これからも応援して頂けたらと思います！コメントありがとうございます！ (2020年10月12日 22時) (レス) id: d7dabbbcbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すぺーーーーる@すぺる | 作成日時：2019年10月6日 22時
