29.新曲投稿 ページ32
家に帰るとすでに家の中が薄暗かった。
かぎはかかっていなかったから、急いで出かけたのか。
咲希たちと食べたクレープでおなかがいっぱいだった。
夜ごはんにラップがしてあったけれどあっためるだけあっためて、食べるのは半分あきらめながら部屋に持っていくことにした。
部屋につくとテーブルの上にご飯を置いてＰＣの電源をつけ、着替えた。
すぐにナイトコードに入った。
２５時に集まることにはなっているが、基本的にいつでも誰かはいる。
今日もAmiaとKがいた。
『おつかれ。』
そういって入るとAmiaの元気な声が私の声を上書きする。
Amia「お疲れー！あむは今日学校だったー？」
『うん、学校。帰ってきたばっかりだけど作業しようと思って。』
K「お疲れ様。まだ集まってないのは…雪とえななん？」
『でも、まだ７時だよ？』
Kがいつもより進行を早くしようとしていることに違和感を覚える。
Amia「あれ、あむ聞いてない？今日、あむの初調声曲の公開日だよ！」
『え…そうなの？』
初めて聞いた事実に驚く。
K「あれ、行ってなかったけ…まぁ、公開の８時に間に合ってるから大丈夫。」
Kもそういってマイクからは静かなタイピング音が響いた。
雪「遅れた…？」
雪が表れてそういった。
たぶん、もう私が入っているということがちゃんと違和感なんだろう。
Amia「雪ー！お疲れー！だいじょーぶだよ〜あむも今来たところだし！」
えななん「あー！ごめんっ！遅くなったー」
そういってえななんがそろった。
Amia「もー、えななん一番遅い〜！」
えななん「ちゃんとKには、夜間制の１限どうしても出なきゃいけないから遅れるかもって言ってあるし！」
雪「えななん…うるさい。」
そういってる間に新曲の公開が始まる。
再生回数が一瞬瞼を閉じるだけでも増えていく。
新しい感覚だった。
みんな、コメント欄を漁り始めていた。
私もなんとなく漁り始める。
Ｋの曲への称賛、雪の歌詞への言葉、AmiaへのＭＶへの言葉、えななんへのイラストについての誉め言葉。
いっぱい見かけたけど、まだ、私へのコメントはなかった。
当たり前か。そりゃ、急にミクの声が入っていたら気づくかもわからないしそれの調声をしているのが新しく来た人ならなおさらか。
そうおもい、一通り確認した後、コメントを見ていたブラウザを消そうと思ってバツ印を触ろうとしたとき、
Amiaの声が響いた。
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こんわた(プロフ) - ファラクさん» コメントありがとうございます！義姉の件ご指摘ありがとうございます。私がその設定忘れてることが多いので気を付けます！素敵な作品と言ってくださりありがとうございます！投稿頑張ります！ (2月13日 18時) (
レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ファラク(プロフ) - 義理の姉は義姉ですよー素敵な作品なので頑張ってください！ (2月13日 7時) (レス) @page10 id: 7e0cde0c81 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - ソーダ愛すさん» ソーダ愛すさんコメントありがとうございます！面白いですか？感激です！更新頑張っていきますね〜！ (1月8日 18時) (レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ愛す - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (1月8日 17時) (レス) @page38 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - はる！さんコメントありがとうございます！更新がんばて行きますね〜！ (9月24日 18時) (レス) @page16 id: b5cebe3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんわた | 作成日時：2023年4月23日 18時
