22.ミク…？ ページ26
私は、すぐに家に帰った。
お母さんが帰ってきていないか心配をしたが、帰ってきていないようで安心した。
部屋に上がる。
『ミク…っ』
私がそう言うのと同時に画面が濃く光って私はセカイに移動していた。
『ミク…？』
私がそう言って目線を上げるとリンがいた。
リン「マスターどしたの？」
リンの部屋らしく、ベッドの上でくつろいでいたリンが急に現れた私を見て驚くような表情でいた。
『リン…？』
リン「うん、そだけど…」
そういうと、何か感づいたように私をベッドの上に座らせた。
リン「マスター言いつけ守んなかったね〜、無理しないって言ったじゃん。」
私は何もしていないと思ったんだけど、リンには十分無理しているように見えるようで、子供のように抱きしめられた。
『リン、わたし、リンより年上なのにっ』
リン「勝手な設定だなぁ。私に書いてくれた曲って何歳ぐらいの私に歌ってもらってるの？マスターの中では。」
『…１８歳』
リン「そ、私はマスターのボーカロイドだからね。私は１８歳。マスターのお姉ちゃんだよ？」
そういった、リンは確かに私よりお姉さんに見えた。
『リン、私、無理、してた？』
リン「うん。そりゃ、会いたいのはわかるよ。大事な友達だもんね。…でも急いじゃいけないって無理しちゃいけないっていったよね？」
『うん…』
リン「ほら、ミクと会うときみたいに笑顔崩しなよ〜、マスターの笑顔好きだけどさ〜マスターの偽物の顔とかリン嫌だよ〜」
そういわれると、どこからか雨が降ってきたように頬が濡れた。
『リンっ…私っ、瑞希に会いたいっ、友達に会いたいよぉっ』
リン「うんうん、大丈夫。マスターは、Aは頑張ってるよ。」
そう言って泣きながらの私の顔をのぞき込んで、私の涙をぬぐった。
リン「だから、マスターのペースでがんばってこ？」
『うん…！』
リンはきれいにきれいに光って見えた。
リン「やっぱ、マスターは笑顔がいちばんだねぇ」
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こんわた(プロフ) - ファラクさん» コメントありがとうございます！義姉の件ご指摘ありがとうございます。私がその設定忘れてることが多いので気を付けます！素敵な作品と言ってくださりありがとうございます！投稿頑張ります！ (2月13日 18時) (
レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ファラク(プロフ) - 義理の姉は義姉ですよー素敵な作品なので頑張ってください！ (2月13日 7時) (レス) @page10 id: 7e0cde0c81 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - ソーダ愛すさん» ソーダ愛すさんコメントありがとうございます！面白いですか？感激です！更新頑張っていきますね〜！ (1月8日 18時) (レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ愛す - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (1月8日 17時) (レス) @page38 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - はる！さんコメントありがとうございます！更新がんばて行きますね〜！ (9月24日 18時) (レス) @page16 id: b5cebe3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんわた | 作成日時：2023年4月23日 18時
