16.駅前のカフェ ページ20
渋谷駅に着くともう類が待っていた。
『類…？』
類は明らかに一人だった。
二人、いると思ったのに。
私の予想は外れてしまったようでただのお話の誘いだったのかと安心する。
類「あぁ、Aか。久しぶりだね。」
『うん、久しぶり。』
私はそう言って類の近くに行った。
瑞希と会った時と同じようになるんではないかと怖かったけれど。
私は自然に近づくことができたし、苦しくもならなかった。
類「さて、まぁ、ここでは何だしどこか店にでも入ろうか。」
類にはもうあてがあるらしく、足取りは確実で私は類についていった。
『ここ？』
類「ここだよ。」
案内してくれたカフェは人通りが多いところにもかかわらず、あんまり人がいないところだった。
でも、店内の雰囲気はよくてだいぶ類が通っているであろう店であることが分かった。
窓側の席を取ると慣れたようにメニューを見せてくれる。
『・・・おすすめとかある？』
類「そうだねぇ。僕は紅茶をよく頼むけれど。」
『んー…』
類「そういえば、前に瑞希と来た時にはフルーツタルトを食べていたかな。」
『じゃあ、紅茶とフルーツタルトにする。』
そういうと類は店員を呼び、私と同じものを注文していた。
『…なんの用で私を呼んだの？』
私は早速本題に入ることにした。
文の感じとか読んでて、不自然だとは思ったから。
絶対、誰かに言われてきている。
類「なんでだと思う？」
『…たぶん、瑞希か天馬先輩に言われてきたよね。』
そう私が言うと一瞬類は笑ったそして私に聞いた。
類「…じゃあ、心当たりはあるんだね。」
『うん・・・』
心当たりはありまくる。
ないわけじゃない。
でも、絶対、今の私を知ったら…
類「確かに、二人にAと会いたいといわれたのは本当だよ。でも、僕は断ったし理由は聞いてない。二人よりも最初にAに会って理由を聞きたくてね。」
そう言われて、私は仕方なく話し始めることにした。
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こんわた(プロフ) - ファラクさん» コメントありがとうございます！義姉の件ご指摘ありがとうございます。私がその設定忘れてることが多いので気を付けます！素敵な作品と言ってくださりありがとうございます！投稿頑張ります！ (2月13日 18時) (
レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ファラク(プロフ) - 義理の姉は義姉ですよー素敵な作品なので頑張ってください！ (2月13日 7時) (レス) @page10 id: 7e0cde0c81 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - ソーダ愛すさん» ソーダ愛すさんコメントありがとうございます！面白いですか？感激です！更新頑張っていきますね〜！ (1月8日 18時) (レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ愛す - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (1月8日 17時) (レス) @page38 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - はる！さんコメントありがとうございます！更新がんばて行きますね〜！ (9月24日 18時) (レス) @page16 id: b5cebe3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんわた | 作成日時：2023年4月23日 18時
