12.瑞希視点 ページ16
瑞希視点
通話をしていると、画面の向こうから何かの着信音がした。
『みんな、ごめん。ちょっと電話。いったんミュートにするね。』
あむからそういわれ、あむのアイコンがミュート表示になる。
Amia「ねえ、えななん。ボクあむの声を聞いたことがある気がするんだけど…気のせい？」
あむの声はどこか懐かしく感じた声だった。
えななんは夜間制だから会えてないかもしれないけど、なんとなく気になった。
えななん「そう？・・・あ、まって、確かに聞いたことあるかも。彰人がたまに友達連れてくるんだけどその時に聞いたことある…かも…？」
えななんは、一瞬知らなそうな顔をしていたけど記憶の中で思い出したのかそういった。
ピロン
と音が鳴り、あむのミュートが加除された。
『ごめん、電話終わった。』
そう言ってあむは会話へ戻ってきた。
そのとき、ボクのスマホからも着信音が鳴った。
電話だった。
Amia「あっれー、次はボクに電話来てるー、いったんミュートにするね。」
ボクはそう言って、ミュートにする。
瑞希「…司先輩？」
普段から連絡をあまりとらないのに電話をかけてきたことに不自然だと思いつつも電話に出る。
瑞希「どうしたのー？司先輩っ！」
司「暁山…オレはAから嫌われているのだろうかっ！！？？」
最初は少し元気がないような声だったけど、どんどん大きくなっていく声にボクはいつものことだなと思う。
瑞希「ちょ、ちょっと待って、Aと会ったの？」
ボクは先日Aと会ったばっかりで、宮女の制服を着ていた。
司先輩とどうやってあったのだろう。
司「すまん…説明がまだだったな。実は、咲希と登校中にAを見かけて＿＿声を掛けたら逃げられてしまったんだ。」
「そのあとに、咲希から同じクラスになったことを聞いたんだが、今回咲希のスマホを借りて話をしようと電話を掛けたら…今日も逃げられてしまって＿＿」
瑞希「なるほどねー＿＿＿んー、ボクもどうなってるかわかんないな〜」
司「暁山なら仲良かっただろうしわかると思ったんだが…」
そういわれるけど、ボクも前会ったとき、ボクと出会ったことでパニックになっていたから、同じかもしれない。
まふゆは、ボクがショックに思わないように伏せてくれたんだろうけど。
瑞希「あー…実は、ボクも避けられてて…＿＿＿あっ！そうだ！」
ボクはいいことを思いついた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「プロセカ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こんわた(プロフ) - ファラクさん» コメントありがとうございます！義姉の件ご指摘ありがとうございます。私がその設定忘れてることが多いので気を付けます！素敵な作品と言ってくださりありがとうございます！投稿頑張ります！ (2月13日 18時) (
レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ファラク(プロフ) - 義理の姉は義姉ですよー素敵な作品なので頑張ってください！ (2月13日 7時) (レス) @page10 id: 7e0cde0c81 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - ソーダ愛すさん» ソーダ愛すさんコメントありがとうございます！面白いですか？感激です！更新頑張っていきますね〜！ (1月8日 18時) (レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ愛す - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (1月8日 17時) (レス) @page38 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - はる！さんコメントありがとうございます！更新がんばて行きますね〜！ (9月24日 18時) (レス) @page16 id: b5cebe3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こんわた | 作成日時：2023年4月23日 18時
