8.ずる休み ページ12
次の日、私はどうしても学校に行く気になれなかった。
ちょうど、お母さんたちは、旅行とおばあちゃんちへの帰省でしばらく家にいないって昨日の夜遅くに連絡がきた。
そういえば、いつのも家族写真はなかったし、洗濯物も私の分だけ残されていた。
おいて行かれるなんて、いつものこと過ぎて忘れていた。
別に、さみしくはない。
お母さんには生んでもらった恩だけだし、お姉義ちゃんはいないほうがいいっていうか、あんまり目も合わせたことないし。
咲希ちゃんとあってしまった以上、昨日のことについて何か言われるのはわかりきっていて、
だったら、学校行かなくってもいいかなって。
先生に偽物の連絡を入れる。
「体調が悪いので今日は休みます。母は旅行中ですし心配をかけたくないので連絡をしないでいただけると嬉しいです。風邪っぽいだけなので。」
そう入れて、すぐに画面を閉じる。
まふゆさんには悪いけど部活を行く元気もなかった。
昨日も休んだことを思い出して、お母さんに連絡が言っていないかを心配するが、たぶん、今はしたとこで何も変わんないって、そう思うから。
しばらく、やりっ切ったって気持ちと、ずる休みをしたという不思議な興奮間の中
ベッドで目をつむっていた。
『作業・・・しよ。』
私はそう思って、ナイトコードを開く。
一応、マイクをオンにして
私が入ったという通知音がポーンと重い音でなる。
Amia「あっれー、あむ？作業？学校どーしたの？」
通知音とほぼ同時に、Amiaの声が聞こえた。
『Amia。うん、作業。学校は…』
どう話すのが正解かわからなくて続きを濁す。
Amia「あっれー、もしかしてずる休みぃ？」
煽るようなＡmiaの声が私の部屋にスピーカーから出て響く。
えななん「ちょっと〜、あむをいじめないの！Amiaだって同じじゃない。」
Ａmia「え〜ボクは午後から行くし〜、…う〜。えななんだって〜」
言い訳が見つからなかったようで、唸るAmia。
えななん「私はいいの！夜からだし…ふぁ〜〜、、徹夜で作業は眠いや。じゃ、私は寝るわね。お休み〜。」
Amia「あっ！ちょっと、えななん〜〜！」
Amiaの言葉を待たずにえななんがナイトコードをオフにする。
私は、作業を続けていた。
えななんがいなくなるとAmiaが静かになる。
二人は一緒で一つのペアなんだと感じる。
私は黙って、昼過ぎまで作業を進めた。
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こんわた(プロフ) - ファラクさん» コメントありがとうございます！義姉の件ご指摘ありがとうございます。私がその設定忘れてることが多いので気を付けます！素敵な作品と言ってくださりありがとうございます！投稿頑張ります！ (2月13日 18時) (
レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ファラク(プロフ) - 義理の姉は義姉ですよー素敵な作品なので頑張ってください！ (2月13日 7時) (レス) @page10 id: 7e0cde0c81 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - ソーダ愛すさん» ソーダ愛すさんコメントありがとうございます！面白いですか？感激です！更新頑張っていきますね〜！ (1月8日 18時) (レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ愛す - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (1月8日 17時) (レス) @page38 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - はる！さんコメントありがとうございます！更新がんばて行きますね〜！ (9月24日 18時) (レス) @page16 id: b5cebe3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんわた | 作成日時：2023年4月23日 18時
