プロローグ ページ1
ざわざわとざわめく声が聞こえるクラス。
元気な声も落ち着いた声も聞こえる。
先生「入ってきて、」
『はい。』
私は黒板の前に立つ。
『名前は、天悪Aといいます。』
『諸事情あって、神山高校から転校してきました。よろしくお願いします。』
私はそういうと先生から案内された席に座った。
うん、いつも通りにするんだ、
いつも通り＿＿
『あ、えっと、ここが私の席かな？よろしくね！えっと、』
咲希「アタシ、天馬咲希！Aちゃん？よろしくね！」
私はその名前を聞き少し動揺した、でも勘違いかもしれない＿＿
『天馬さん？』
咲希「咲希でいいよ！」
『じゃあ、咲希？』
そう私が言うと咲希が満足そうに笑った。
咲希「うん！これからはクラスメイトだしよろしくね！」
私は席に座った。
窓際だけど見える景色が違うのがなんだか少しだけ落ち着かない。
そのあと休憩時間の怒涛の質問大会が終わると私は昼休みで少なくなった教室に残されていた。
「A…学校どうだった？」
スマホから声がする。
『ミク…まぁまぁ＿＿かな』
ミク「そっかぁ＿＿A＿＿マスター…また曲歌わせてね＿＿」
『心配しなくても大丈夫・・・もう曲できてるから＿＿今日中には歌っていいよ』
ミク「わかった！マスターを元気にできるような曲歌えるようになるね＿＿」
それをミクがいうとスマホからスッと姿を消した。
『ミク、友達ってどんなんだったけ？』
そんなことを言ってももう返事が返ってくることはなかった。
制服が新鮮すぎて私はまるで、他の人になったみたいだった。
気づけば帰る時間で、最初の一日はあっという間だった。
咲希と一歌から誘われたけど初日だし私はその誘いを断った。
おねえちゃん
『ただいま＿＿＿お義姉ちゃん、お母さん』
私はリビングの端にいる義理の姉の姿を見てそういった。
ピアスの空いた耳、ソファアを我が物にしてスマホをいじっている姿は私の眼には不思議に映った。
母「あら、お帰りなさい。門限守れて偉いわね、ふふ、学校変えたし勉強頑張るのよ？立派な看護師さんになってね？」
『＿＿＿うん。わかってる、夕飯まで上で勉強してるね？』
母「ええ。Aちゃんのためだもの。お母さん邪魔したりなんかしないわ。」
そういうと、私を急に抱きしめた。
母「いうこと守れて、えらい子。」
そんなお母さんから逃げるように二階に上がった。
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こんわた(プロフ) - ファラクさん» コメントありがとうございます！義姉の件ご指摘ありがとうございます。私がその設定忘れてることが多いので気を付けます！素敵な作品と言ってくださりありがとうございます！投稿頑張ります！ (2月13日 18時) (
レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ファラク(プロフ) - 義理の姉は義姉ですよー素敵な作品なので頑張ってください！ (2月13日 7時) (レス) @page10 id: 7e0cde0c81 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - ソーダ愛すさん» ソーダ愛すさんコメントありがとうございます！面白いですか？感激です！更新頑張っていきますね〜！ (1月8日 18時) (レス) id: 9dd6d529a0 (このIDを非表示/違反報告)
ソーダ愛す - めっちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (1月8日 17時) (レス) @page38 id: 73c730aa71 (このIDを非表示/違反報告)
こんわた - はる！さんコメントありがとうございます！更新がんばて行きますね〜！ (9月24日 18時) (レス) @page16 id: b5cebe3fc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こんわた | 作成日時：2023年4月23日 18時
