飲みたい夜に。 (ページ6)

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れんside

『はーーい、いいよいいよ！かっこいいよ〜

次これ持ってみようか』

カメラマンさんに言われるまま花を持ち、
ポーズを決めていく

どんどんピンの撮影は進み、かいととの撮影へとなった

かい「れーんっ」

ぴょんぴょんと跳ねながら駆け寄ってくる

ハイハイ、となだめながら流れでポーズを作っていく

『もっとくっついてみようか〜、いいねぇ』

れん「、、、っ!!!!え」

かい「ん？どうしたの？」

かいとはうるうるとする瞳で俺の事を見つめた

一瞬、どこかで嗅いだことのある匂いがかいとからした

かい「れーん？」

れん「ん、ごめん」

気を取り直してグイッとかいとを引き寄せると
ニヤニヤとしながらカメラマンさんがグッとサインを出しながら
フラッシュを炊いた

かい「なんか今日上の空だね」

れん「かいと、今日違う匂いする。ジャンプー？」

かい「んー、、」

少し唇を突き出し閃いたようにこっちを向いた

かい「変えてない！泊まった！」

れん「え？女？」

かい「うん、女の子だねぇ」

少し戸惑いながら頭の中がごちゃごちゃになっていくのがわかる

かい「じょーだんっ、れん大丈夫？今日体調悪い？」

れん「、、、大丈夫」

『ちょっと、休憩しよっか』

その言葉で一気に空気がフワッとした

かい「ねぇー、今日お弁当作ってくれたんだ〜
一緒に食べようよ〜！」

その眩しい笑顔につられながら
楽屋へと一緒に帰った

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