飲みたい夜に。 (ページ49)

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れんside

「だって、、！私が悪いんだもん！れんくん誘ったから！」

かい「だって、も、もん、もない！
二度と会わないとか言うなよ！」

「そっ！！そうしないと行けないじゃん！アイドルじゃん！
芸能人じゃん！ジャニーズじゃん！！」

かい「俺だってそうだよ！でもAと会って何が悪いの？
家族だよ！妹だよ！」

「それはそれじゃん！お兄ちゃんだからじゃん！」

何故か少し話は逸れてしまって立ち上がって、

兄妹ゲンカを繰り広げていた

れん「ちょ、かいとっ」

こんなに声を荒げた彼女もかいとの姿も見たことなくて

どうすればいいか分からなくなっていた

かい「れんもれんだよ！」

れん「お、おれぇ？」

いきなり俺の方を見るので変な声が出てしまった

かい「俺が悪いとか俺のせいとか、ずっと、ずっと！
いつまで落ち込んでるわけ！？」

れん「、、それは、ほんとに俺が悪いから、、」

かい「Aも自分が悪かったとか、自分のせいとか。
まあ、相手のせいにだけしてたら僕は怒ってたけど、、」

ストン、とかいとが椅子に座ると続いて彼女も座った

かい「仲直り、させに来たのに
お互いが自分のせいだって言ってたから。
『ごめんね』って言い合って、また楽しくご飯食べたかった。
それだけなんだよ、、、、

もちろん、お店があんなことになったのは、
僕たちがちゃんとファンのみんなと向き合わなかったから。

でも、もう二度と会わないとか、、なんか、
なんか違うじゃん。

そんなん、僕、、、嫌だよ、、、

Aもれんも好きなんだもん、僕にはどっちを怒るとか
責めるとか出来ない、しない。」

今にも泣き出しそうにかいとは俯いてしまった

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