飲みたい夜に。 (ページ45)

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れんside

れん「無理、行かへん。」

かい「なんでよ、ここまで来たのにぃ〜！」

今日行きたい場所がある。なんてかいとにつれられて

タクシーが降りた場所。

マンションを目の前にして身体が拒む。

れん「あかんって、なんでこんなことすんねん」

かい「いーから、着いてきて。」

さっきまでおちゃらけていたかいとが真面目な顔になる

かい「仲直りしたくないの」

れん「俺が全部悪いし、俺のせいやし、気まずくて会えへん
、、、。てか、マネージャーから会うなって言われてるやん」

かい「はあ、、、、僕行っちゃうよ？行っちゃうからね？
あー、美味しい唐揚げとかAが作って待っててくれてるんだろうな〜っ」

れん「、、、なんやねんそれ」

かい「Aとのクリスマスパーティー楽しいやろうな〜
さっき買ったホールケーキ、あれ二人でつついちゃって、
テレビでも見て一緒に寝転がって、可愛い可愛い妹と寝ちゃおうかな〜」

体をくねくねとさせて、目をぱちぱちとさせた

れん「、、、なんっ、、やねん、ほんま。」

俺が肩を落とすとかいとは俺の腕を引っ張っていって

エントランスまで向かった

俺は被っていたキャップをインターホンを押して流れる音と共に

深く被った。

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