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貴方side
久しぶりにすごく兄妹のクリスマスに
テンションが上がってしまったのか
テーブルの上には、料理が沢山並んでいた
「誰が食べんのよこんなに。」
私の言葉は虚しく部屋へ放たれる
ちょうどよくチャイムがなり画面を覗くと
お兄ちゃんと手を引っ張られる黒いキャップを深く被った人
なんだか懐かしい感情になった気がする。
“開けて開けて開けて〜！！！”
「誰なの隣」
“いいから開けてよ〜！早く〜！”
そんな私の心配を他所に解除ボタンを押せば
お兄ちゃんが腕を引っ張って2人で入ってくる
不安と心配が混み上がってくる。
かい「おじゃましまーす！！」
元気な声と共に、玄関が開く音が聞こえ、ズカズカと足音がする
そして、聞こえるか聞こえないかくらいの『お邪魔します。』
「は〜い」
リビングの扉が開き黒キャップから見える顔を見た途端
身体が震えるのがわかった
かい「じゃーん、ドッキリ大成功〜！」
そんな私を他所に黒いキャップの男性を
ヒラヒラと手のひらを広げて輝かせた
「れん、、、くん」
久しぶりに口にした言葉、
れん「Aちゃん、」
お互いに目を合わせ、動揺する
かい「さぁ〜、クリスマスパーティーの始まりだね！」
そう言ってお兄ちゃんは椅子に座り、れんくんを隣に座らせた
私はお兄ちゃんの正面に座りお兄ちゃんを見つめる。
お兄ちゃんは、能天気に目を輝かせ唐揚げを見つめていた
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作者名：生物 | 作成日時：2023年9月26日 5時
