飲みたい夜に。 (ページ43)

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れんside

かい「少し痩せた？」

れん「そう？」

確かに、かいとが一緒にいる時はご飯食べるけど

それ以外はあんまり食べないから、痩せた気がする

かい「今日ね、あそこのお弁当屋さんの唐揚げだよ」

楽屋に置いてあるお弁当を俺の前に置いてくれる。

唐揚げか、、

れん「いただきます」

味がしない唐揚げを少し叙爵して飲み込む。

かい「あのさ、クリスマス休みじゃん？僕たち」

れん「うん、」

かい「行きたいところあるんだよね、着いてきてくれる？」

れん「ん？、、うん」

かいとからのお誘いなんて久しぶりやな、

なんて呟いて少しだけ食べた唐揚げ勉強をスライドして

かいとの前に置いた。

あれからろくに外出もしていない。

これ以上かいとに迷惑かけられないし。

かい「今日の番組さ、ジャケット交換したらエモくない？」

れん「エモいとかどこで覚えてん、
俺の着たらかいとぱつぱつやん」

かい「そっ！そんな事ないもん！！！」

頬を膨らまして、俺を見るかいとが、また思い出してしまう

かいとは少し身震いをして、エアコンの温度を上げた

もう、そんな季節か。

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