飲みたい夜に。 (ページ36)

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『Aちゃん、、』

「あ、、、川口さん」

それは、お兄ちゃんのマネージャーさんだった

川「何回かお店来たんだけど、閉まっている見たいで、、」

「すみません、お話ですよね。
私からするべきなのに聞いていただいてすみません、
今開けます」

お店を開けて案内すると、

田中さんたちも聞く！と言ってきかなくて

結局みんなで話を聞くことになってしまった

田「今回のことってそんなにやばいことなの？ダメなの？」

「田中さん、」

田「おうちで飲んでただけなんでしょ？
お兄ちゃんのお友達だったんじゃない」

「田中さんっ」

田「この子が何したって言うんだいっ」

「田中さん、そう言っていただけで嬉しいですが
黙って聞くだけっていうお約束でしたよね？」

田「ごっ、、ごめんよぉ、だって」

「それが、芸能界ってことですよね」

川「そうだね」

いつも飲みに来る時の川口は、

真面目だけれどちょっとおちゃらけてた。

けれど今日は、すごく真面目に真っ直ぐと見つめられる。

それだけ、私はやってはいけないことをしたのだ。

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