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「じゃあ、行きましょうか」
お店を内側から閉めて、裏路地から出る
れん「へえ、こんなとこあったんや」
「秘密の通路ですっ」
人差し指を立てて笑う彼女
可愛くって抱きしめたい感情に駆られる
あかんわ俺、おかしくなってきてる。
れん「なあ」
「はいっ」
れん「あんまよそよそしくせんとってや、
前飲んだ時仲良くなったと思ったんやけど、
しつこすぎた？」
「いやっ！あのっ、、それは、」
よるのくらい道でも分かるくらい道を赤くさせて動揺した
れん「れんでええし、敬語なんていらんし。」
「じゃっ！じゃっ、じゃっ、じゃあ！、、れんさんっ」
れん「ふはっ、いや、変わってへんねん」
「あっ、いやっ、あのっ、ごめん、なさいっ、れんくんっ」
れん「ん、よく出来ました」
なんて、見上げてくる彼女の頭に手を置けば頬が赤くなって
視線をそらされる。
あ、もっと意地悪したい。
なんて思ってしまった
れん「敬語使ったらショット1杯な〜」
「えぇっ、ちょっと酷いですっ」
れん「はい、1杯」
「あっ！！意地悪しないでくださいっ」
れん「はい、2杯目」
「うわ〜、なんか変なループ入っちゃいました」
れん「はい、3杯目」
「あっ、今のは独り言的な感じでお願いします！」
れん「はい、4杯目」
「あっ、も〜！！！」
学生気分を思い出してはニヤついてしまう。
でも、少しはしゃぎすぎてしまったことを
俺は後悔することになってしまった。
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作者名：生物 | 作成日時：2023年9月26日 5時
