飲みたい夜に。 (ページ26)

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頭が冴えると、寝顔を見られてしまった恥ずかしさと

変な顔を見せてしまった罪悪感でまた変な顔になってしまう

れん「もう、お店しまったよな？
連絡先持ってへんくて来てみたら鍵空いてたから心配で、、」

「あ、、、ごめんなさい、」

れん「えっ、謝らんといて。俺が遅れたんやし」

優しいれんさんの顔を見ていたら

つい、気持ち悪い言葉が私の口から出てきた

「あの、家来ますか？」

れんさんの驚いた顔を見てると、

相当気持ち悪かったよね、私もびっくりした

「ごめんなさいっ！今の忘れてくださいっ、
今準備しますからっ、」

起き上がってエプロンを巻き直そうと思った時

れん「ええん？」

腕を掴まれて、なんとも言えない表情で答えた

「あのっ、いや、あの、」

れん「行ってもええん？」

れんさんの優しさなのか。

今日出会ったの3回目、なのに。

まあ、今日二回あったけど、なんて

「いやあの、気を使わないでいいですよ
気持ち悪かったですよね、
メンバーの妹と言えど失礼しました。」

頭を下げてれんさんを見上げると、少し困り眉だった

れん「え、行きたいんやけど、あかんかな？逆に」

なんだろう、

心臓よ、静まれ。お願い。今だけ。

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