飲みたい夜に。 (ページ18)

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れん side

ある程度料理が揃った時、

かいとがムズムズしだした

かい「ん〜、食べたいけど、トイレ先行ってくる！
先食べてて！」

れん「あ、うん」

かいとってたまにそうゆう所ある、

どっちもやりたい、したいって来る時あって

1人で唸ってる時ある

れん「じゃあ、、いただきます」

どうぞ、と微笑んだ彼女は洗い物をしているらしく

ちょうど俺の目の前。

心臓の音、聞こえてないかな。

唐揚げと、ハイボールの組み合わせは体に染み渡る

てか、このウイスキーうまっ、、

「そのウイスキー、、、、
絶対、れんさん好きだと思って用意してたんです。
また来てくれて嬉しい、、、」

れん「えっ、」

俺が顔をあげるとかいとが何か言いながら戻ってきて

彼女は泡の着いた人差し指を少しだけ唇に近づけて微笑んだ

かい「ねねねねっ、この間Aがさ
持たしてくれたお弁当の唐揚げ、ほぼれんが食べてたんだよ」

れん「ちょっ、」

「あはははっ、まだありますからねっ」

かい「でもやっぱ揚げたてが1番だよね〜」

あ、思い出した。

雑誌に書いてた名前、、、

A、さんやったな。

かいとが言ったことによって、今更思い出すなんて。

ちょっと悔しい気をする。

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